炎天下のプールで教員が? 中学校の水泳指導に「昭和か」「危険すぎる」
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
全国各地で梅雨明けし、連日著しく気温が上がっている、2024年7月。
多くの地域で、熱中症の危険を呼び掛ける『熱中症警戒アラート』も発動されており、暑さによる事故を防ぐため、細心の注意を払う必要があります。
しかしそんな中、熊本県人吉市の中学校で、プールの授業中に事故が起こり、批判の声が高まっています。
炎天下のプールサイドを走らされ、生徒がヤケド
2024年7月19日、熊本県人吉市の中学校で、生徒たちが授業に遅れた罰としてプールサイドを走らされ、足の裏をヤケドしていたことが分かりました。
FNNプライムオンラインによると、水泳の授業に一部の生徒が遅れたため、体育教員が連帯責任としてクラスの男女26人に25mプールのプールサイドを合計で7周走るよう指示したといいます。
この日の同市の最高気温は34.2℃で、授業の後、10人以上の生徒が足裏の痛みや水ぶくれの症状を訴え、保健室で治療を受けたとのこと。また、そのうち5人は医療機関を受診しました。
プールサイドでの活動には、サンダルが必須
夏場のプールサイドは高温になることが当然予想されるため、独立行政法人日本スポーツ振興センターが発信している『学校野外プールにおける熱中症対策』では、プールサイドでの活動時間を短縮し、さらにサンダルを履くことを推奨しています。
遅刻の罰として、炎天下のプールサイドを裸足で走らせるというのは、ケガが予想される危険な行為であり、不適切な指導であったといえるでしょう。
ネット上では、今回のニュースにさまざまな声が上がっていました。
・昭和の話かと思った。こんな暑い中で裸足とか、どう考えてもヤケドする。
・炎天下で走らせるのもヤバいし、そもそもプールサイドを走るのはダメ。
・連帯責任なら、先生も一緒に走ればよかったのに。危険だってすぐ分かったはず。
・遅刻した生徒に反省をうながすのは大事だけど、これは教育ではなく、体罰では。
後日、同学校は、保護者説明会を開き、謝罪したとのこと。男性教員は「状況判断が甘く、子供にケガをさせるような指導をしてしまい、反省している」と話しているそうです。
問題の背景には、教員が少ない人数で、何十人もの生徒を一斉に指導しなければならないという、水泳授業の難しさもあるのかもしれません。
これまでもSNS上では、学校の水泳授業における、『日焼け止めの禁止』や『生理でも、プールサイドを走らされる』など、時代に合わないルールや指導がたびたび議論になってきました。
「過酷な状況に子供たちを追い込まず、健康を第一に取り組んでほしい」と多くの人が願っています。
[文・構成/grape編集部]