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俳優・斎藤工も愛するショートフィルムの世界 3分でサクッと見られる映画も!

By - grape編集部  公開:  更新:

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「ショートフィルム」を知っていますか?

短編映画とも呼ばれる映画ジャンルの1つで「エンドロールを含めて30分以下の映画作品」とされていますが、中には3分程度で終わってしまう極端に短いものもあります。

現在は長編アニメを数多く発表しているディズニーも、ショートフィルムを中心に制作していました。また「三鷹の森ジブリ美術館」で上映している宮崎駿さんの短編アニメや、ミュージシャンが作るPVなども、広い意味ではショートフィルムの一種と言えます。

日本での認知度は?

ショートフィルムの日本における認知度はまだまだ高いとは言えません。

しかし、横浜にある映画館「Brillia SHORTSHORTS THEATER」はショートフィルムのみを上映する専門映画館として、じわじわと人気を高めるなど、着実にファンが増えてきています。

日本でも俳優の斎藤工さんがショートフィルムによく出演されています。自身で監督をなさることもあるようですね。

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撮影:大川晋児

俳優の別所哲也さんや映画コメンテーターのLiLiCoさんらは、ショートフィルムを広める活動を精力的に行っています。

grapeユーザーに向けてショートフィルムの魅力を語っていただきました!

短編オンリーの映画祭

そんなショートフィルムだけを集めた映画祭が毎年、日本で開催されています。それが今年で18回目を迎えるアジア最大級の国際映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2016」(以下、SSFF & ASIA2016)です。

2015年も多くの作品が上映され、盛り上がりを見せていましたが、今年は昨年以上にクオリティの高い多くの作品が上映されます。

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動画の中でLiLiCoさんもおっしゃっていましたが、今年の目玉作品は『The Audition』です。

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監督はマーティン・スコセッシ。古くは『タクシードライバー』などの名作を手掛け、2006年には『ディパーテッド』で念願のアカデミー賞で作品賞、監督賞を受賞しました。

出演はさらに豪華でロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオ、ブラット・ピット。なんとも豪華なこのコメディ作品。製作費は約7000万ドルと、もはやショートフィルムのレベルではありません。

4月19日には、日本外国特派員協会で行われた特別記者会見も行われました。SSFF & ASIA代表の別所哲也さんほか、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoさん、映画監督の行定勲さん、フォトグラファーのレスリー・キーさんらが出席し、今年度の開催概要を発表。

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全上映作品と上映スケジュールが明かされたほか、イベントなどの詳細も語られました。

凝縮された魅力

30分以内という短い中に、強いメッセージや作品のテーマがギュッと凝縮されたショートフィルム。

ピリッと辛い辛辣な作品から、ウィットに富んだユーモア溢れる作品まで、気軽に観賞できるのもショートフィルムならではです。

また、SSFF & ASIA2016では、一部有料イベントを除き、上映プログラムは基本無料で楽しめます。「ショートフィルムを観たことがない」という方も、とてもいい機会なので、ぜひ一度会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

出典
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2016

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