JA全農が『パンの無料配布』を実施 店員の服装が… 「気になりすぎる」「お出迎えされたい」
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・笑った!元気なマッチョにお出迎えされたい。
・何このイベント、めちゃめちゃ気になる!
・マッチョが配るパン…どんな味がするんだろう。
『いい筋肉の日』でもある、2024年11月29日金曜日、東京都渋谷区の表参道にて3日間限定でオープンした、あるベーカリー店がSNS上で大きな話題になりました。
その名も…『マッスル・ベーカリー』!
なんと、筋骨隆々な『マッチョ店員』が、マッチョなパンとドリンクを無料で提供しているというのです…!
こちらのイベントは、全国農業協同組合連合会(通称:JA全農)が、脱脂粉乳とも呼ばれる、生乳から脂肪分と水分を取り除き粉末状にした食材『スキムミルク』の認知拡大と家庭での消費促進を狙って企画したもの。
同年3月にも開催されましたが、その際に大好評だったため、今回は期間を1日から3日間に拡大して催されることになったといいます。
マッチョ店員が配るマッチョなパンとは一体…。どんな光景が繰り広げられているのか、気になりすぎるので、オープン当日にイベントを訪れてみました!
『マッスル・ベーカリー』に行ってみた!
『マッスル・ベーカリー』は、表参道交差点に位置する、『ゼロベース表参道』にて開催。
地下鉄『表参道駅』のA3出口から出て徒歩1分の距離なので、すぐに辿り着くことができます。
オシャレなブティックが立ち並ぶ表参道の交差点に位置する、『マッスル・ベーカリー』の会場は、ひときわ目立っていました。
オープン15分前に訪れましたが、会場前はすでに人でいっぱい!無料提供のパンには限りがあるので、期間中は早めに行くことをおすすめします。
この日は初日だったので、マッチョ店員たちによる、オープニングセレモニーを実施。テープを手で引きちぎるという、パワーあふれる『テープカット』が見られました。
オープン後、店内に入ると、早速笑顔がキュートなマッチョ店員がお出迎え。「いらっしゃいマッチョ~!」と元気な挨拶をしてくれました!
ちなみに、マッチョ店員は、全国各地のイベントを筋肉で盛り上げる『筋肉紳士集団ALLOUT』のみなさんです。
無料配布となる筋肉形状のパン『パワー・パウダー・パン』は、腹筋の形をした『シックス・ブレッド』や、骨の形をしたウインナー入りの『ホネブート』、マッチョな肩をメロンパンで模した『カタメロンパン』など、全部で5種類。そのほか、スキムミルクがたっぷり入ったドリンクも用意されています。
筆者と一緒に行ったライターは、『シックス・ブレッド』と『カタメロンパン』の2種類のパンを注文しました。
すると、受け渡しのカウンターでマッチョ店員さんが…。
なんと、注文したパンの形状に合わせたマッスルポーズでパンを提供してくれたのです…!
イケメンマッチョのサービス精神おうせいな接客に大興奮な、ライター2人。
つい、「あ、こっちにも目線くださいっ!」なんていいながら、写真撮影にも熱が入ってしまいました。
かわいい箱に入ったパンは、持ち帰ることもできますし、2階にあるカフェスペースで食べることも可能ですよ。
『シックス・ブレッド』
見た目はとてもリアルな『パワー・パウダー・パン』。さて、気になる味はというと…。
2つを合体させると、筋肉ポーズに!
想像以上に、おいしい!!
割れている腹筋型の『シックス・ブレッド』は、見た目こそカッチカチな印象ですが、食べてみるとふんわりとした食感!それでいて、ギュッと中身が詰まっているような食べ応えがありました。
『カタメロンパン』は、チョコ風味のメロンパンが、ホロッとした食感。腕の部分もほのかに甘くて、うっとりするようなおいしさです。
『スキムミルク』ってどんな食材?
見た目がユニークなだけでなく、味もおいしい『パワー・パウダー・パン』。
低脂肪なのに、高タンパクでカルシウム豊富なスキムミルクをたっぷり使用しているため、健康にもいいのだそう。
今回のイベントでは、このスキムミルクの消費促進が目的となっていますが、どんな食材なのか、よく知らない人も多いのではないでしょうか。
また、かつては戦後給食で牛乳の代わりに飲まれていたこともあり、「あまりおいしくはない」といったイメージを抱く人もいるようです。
そこで、『マッスル・ベーカリー』の開催に携わった、福島県東白川郡で牧場『ファームつばさ』を営む酪農家の清水大翼さんに、スキムミルクについて詳しく話を聞いてみました!
スキムミルクはとても身近な食材
生クリームやバターなど、私たちがよく知っている乳製品に比べると、あまり身近ではないように思える、スキムミルク。
しかし、清水さんによると、「アイスクリームやヨーグルトなどいろいろな食品に、スキムミルクは使われている」といいます。
100kgの生乳から加工されるバターはだいたい、7~8kgくらいなんです。それ以外は、ほぼ脱脂粉乳(スキムミルク)になります。
スキムミルクはアイスクリームやヨーグルトの材料など、いろいろなところで使われてはいるけど、やっぱりできる量が多いので、余剰分ができてしまうんです。
スキムミルクは脂肪分が少なく、カルシウムやタンパク質など栄養価も高いです。「ぜひ家庭でも使ってほしい」という想いから、このようなイベントが企画されました。
――スキムミルクを普段の食事にどう取り入れればいい?
スキムミルクを入れると、すごくミルキー感がでるんです。
料理に使うのもおすすめだけど、手軽なのは、コーヒーなどのドリンクに入れるとおいしいですよ。
――スキムミルクはどこで売っている?
業務用のイメージがありますが、普通にスーパーマーケットでも売っています。
常温保存が効くし、スキムミルクを使ったクラムチャウダーやリゾットといった簡単な料理のレシピもいろいろとあるので、ぜひ気軽に試してみてほしいです!
料理やパン作りにも使える、市販のスキムミルク
JA全農によると、冬休みの学校給食の休止などの影響もあり、冬場は生乳の需要量が減少。長期保存のためにバターやスキムミルクに加工されるといいます。
家庭においては、バターの需要が堅調な一方で、スキムミルクの消費の低迷が課題として挙げられているそうです。
スキムミルクの魅力が広く伝わり、家庭での消費が増えれば、それだけ国内の酪農家を支援することにもつながるのですね。
低脂肪・高タンパクなスキムミルクを身近な食生活に活用して、自身の健康と、日本の酪農のパワーチャージにつなげてみてはいかがでしょうか!
【マッスルベーカリー】
開催日時:2024年11月29日(金)~12月1日(日)12~18時
場所:東京都港区北青山3丁目5−22 Zerobase表参道
料金:無料(お1人につき、パン1種類/ドリンク1種類まで選べます)
[文・構成/grape編集部]