夏場の食パン、どこに保存してる? 企業の助言に「今日から変える」「勘違いしてた」
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※写真はイメージ
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- 出典
- パスコ
時間がない時でも手軽に食べられる食パンはありがたい存在ですが、常温で保存しているうちに傷んでいたことはありませんか。
特に食品が傷みやすい夏には、正しい保存方法が気になるもの。夏場の食パンを保存する際に注意したい点をあらためて確認しておきましょう。
常温保存のコツはパッケージ情報にある
食パンは常温で販売されていますが、家で常温保存していると、気付かないうちに傷んでいて驚いた経験のある人もいるでしょう。
パン製品を数多く取り扱う企業・Pasco(以下、パスコ)が公式サイトで回答していた情報によると、パンの保存は基本的に季節に関わらないとのことです。
食パンをはじめ、パンの保存方法はパッケージに記載されている『保存方法』の内容に沿って保存するのが最適の方法なのだとか。今まで特に意識したことがなかった人は、よく買う食パンのパッケージを確認してみてください。
とはいえ、夏場はやはり食品の傷みが早くなってしまうものです。パスコは夏場のパンの保存について、以下のような説明をしています。
基本はパッケージ通りの保存方法でいいのですが、夏場は高温多湿にならない環境で保存したほうがよさそうですね。高温や湿気は食品の品質を劣化させる原因になるため、できるだけ涼しい環境に置けば傷みにくくなるでしょう。
30℃はあくまで目安
なお、パスコでは消費期限および賞味期限の設定のために検査をする際、5~10月は30℃、11~4月は25℃の環境でおこなっているそうです。夏場は30℃を想定しているということになりますね。
ここで疑問に思うのは、「夏場はもっと暑くなるはず、30℃なんて涼しいじゃない…」ということかもしれません。
パスコによると30℃というのは家庭で保存するための上限温度ではなく、カビや細菌が繁殖しやすい温度の検査温度なのだそうです。30℃を超えると即危険というわけではないようですが、気になる人は気温を小まめに確認してみるのもいいかもしれませんね。
冷蔵庫での保存は適していない
「高温多湿にならないようにするなら、冷蔵庫で保存すればいいのでは?」と思う人もいるでしょう。確かに、夏場の食品保存は冷蔵庫が大活躍します。
しかし、パスコによると冷蔵庫での保存はあまりおすすめしないようです。
パンが劣化するということは、おいしくなくなってしまうということでもあります。冷凍保存であれば劣化を防ぎやすくなるため、常温以外で保存する際には冷凍庫を使いましょう。
夏場は食品が傷みやすい時期ですが、食パンの適切な保存方法は、基本的に季節に関わらず同じです。そのうえで、直射日光や高温多湿といった大きな変化を避けて保存しましょう。
まずは製品のパッケージに記載されている方法を確認し、傷みにくい環境を保ってくださいね。
[文・構成/grape編集部]