lifestyle

海水浴はいつまでできる?期間の目安や期間外に海で遊ぶリスクとは

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

海水浴はいつまでできる?期間の目安や期間外に海で遊ぶリスクとは

※写真はイメージ

夏になると、海水浴はいつまで楽しめるのか気になる人もいるでしょう。

海水浴ができる時期は海開きが1つの目安になりますが、地域によって差があるため、正確な時期を知りたい人もいるかもしれません。

また、海水浴シーズンを過ぎても海には入れるようですが、クラゲの発生など、思わぬリスクがあるとされているため注意したほうがよいでしょう。

本記事では、海水浴ができる時期の目安や、シーズン外に海で遊ぶ際の注意点についてわかりやすく解説します。家族や友人とのレジャーを安全に楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。

海水浴はいつまでが楽しめる目安?

海水浴はいつまでが楽しめる目安?

※写真はイメージ

海水浴ができる時期は、海開きの時期が1つの目安のようです。海開きとは、水質検査や水温検査などの検査項目をクリアした後、その年に海水浴場を開設した日を指すとされています。

自治体ごとに判断されるため、地域によって海開きの日は変わるのだそうです。

一般的な海水浴シーズンは、おおよそ7月上旬〜8月末までが目安と考えられています。早い地域では、6月後半から海開きするところもありますが、終わる時期に大きな差はないようです。

ただし、地域や海水浴場によって海開きの日程は前後するため、ウェブサイトなどで時期を確認しておきましょう。

また、沖縄県の場合は、ほかの都道府県と比較すると海水浴シーズンが長いとされており、目安は3~10月までともいわれています。一般的な海水浴シーズン以外に楽しみたい場合は、海開きが長い地域を探すといいかもしれません。

なお、海開きをした後も、海水浴場の営業時間は決まっているため、確認してから利用してください。

お盆期間やお盆後の海水浴を避けたほうがよいといわれる理由

お盆期間の海水浴やお盆後の海水浴を避けたほうがよいといわれる理由

※写真はイメージ

海水浴ができる時期の目安として、『お盆前まで』と聞いたことがある人もいるかもしれません。

この章では、お盆をすぎたら海水浴を避けたほうがよいとされる理由について、見ていきましょう。

お盆の時期の迷信や慣習があるため

お盆やお盆明けに海水浴を避けたほうがよいといわれる理由の1つに、日本に昔からある迷信や慣習が関係しているでしょう。

例えば、ご先祖様の霊が帰ってくる期間とされているお盆中に川や海へ近付くと、足を引っ張られ事故につながるという迷信があるようです。そのため、お盆は水辺を避けたほうがよいといわれることもあります。

また、お盆はご先祖様をお迎えして供養する大切な期間です。お盆中に海水浴を楽しむこと自体が、本来の過ごし方としてはあまりよくないと考えられているのかもしれません。

離岸流や台風が発生しやすいと考えられているため

お盆の時期は、離岸流が生じやすいと考えられています。離岸流とは、海岸から沖へ向かって発生する速い流れのことです。

離岸流に巻き込まれると沖へ流される危険があるため、お盆に海水浴を避けたほうがよいといわれているのかもしれません。

また、お盆をすぎると、台風が発生しやすいと考えられていることも理由の1つです。

台風が生じると、高波が起こりやすくなるともいわれます。海水浴をしていて高波に飲まれると、水難事故につながる可能性もゼロではありません。

さらに、台風シーズンでは『土用波(どようなみ)』への注意も必要なのだとか。土用波とは、その場所から遠くにある台風の影響により、日本の沿岸へやってくる大規模な波を指します。

天気がよくても土用波は起こるとされているため、急に大きな波にのまれる可能性もゼロではありません。

海で安全に楽しむために、海に潜む危険について事前に理解しておく必要があるでしょう。以下のような記事を参考にしてみてください。

クラゲが出やすいと考えられているため

お盆をすぎる頃には、海にクラゲが発生しやすいと考えられています。クラゲが増えると刺されやすくなるため、海水浴を避けたほうがいいといわれるのかもしれません。

クラゲの種類にもよりますが、刺されると強い痛みを感じることもあるそうです。痛みが長時間続く場合もあり、日常生活に支障が出る可能性もあるでしょう。

さらに、毒性が強いクラゲも存在するようです。刺されると呼吸困難に陥るほか、複数回刺されることでアナフィラキシーショックを引き起こすことがあるといわれています。

命に影響をおよぼす可能性もあるため、クラゲの多い時期は海水浴を避けたほうがいいとされているのだそうです。

クラゲに対する予防策として、できるだけ肌の露出を控えるのがよいと考えられています。クラゲが心配な人は、ラッシュガードなどを着用しましょう。

もしクラゲに刺されたらどうすればいい?

ここではクラゲに刺された際の応急処置について紹介します。

もしクラゲに刺された場合、まずはクラゲの触手が患部に残っていないか確認し、残っていればピンセットで取り除いてください。

触手は素手で触らないほうがいいといわれているため、ピンセットがなければ手袋をするか、ハンカチなどを当てて取り除くといいでしょう。

触手が取り除きにくい場合は、刺激を与えないように、海水で優しく洗い流します。

くらげの触手が刺された患部に残っているかどうかを目視で確認できない場合は、海水で洗い流す必要はないそうです。すぐに海から上がり、刺された場所をあたためるか冷やすかしましょう。

基本的には、40~42℃のお湯であたためるといいとされているようですが、あたためることと冷やすことのどちらの処置がいいかについては、専門家の間でも意見が分かれているようです。

冷やした方が痛みが和らぐのであれば、氷水や冷たいペットボトルを当ててみましょう。

なお、クラゲの種類などによっても対処法は異なるようです。上記を参考に応急処置を行った後、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

海開きしていない海ではリスクが伴う

海開きしていない海ではリスクが伴う

※写真はイメージ

海開きをしていないからといって、海で全く遊べないということではないようです。

ただし、海開き中と違い安全面の管理が不十分な状態であるかもしれないため、意図せず危険にさらされる可能性がある点をしっかり理解しておかなければなりません。

本章では、海開き前に泳いだ場合に起こり得るリスクを解説します。

監視員がいないため緊急時にすぐ対応しにくい

海開き前の海には、海の状態や利用客の安全面を見てくれる監視員などの専門の人がいないのだそうです。

溺れたり熱中症になったりした時も、自分たちで対応しなければなりません。トラブルが起こったとしても、気付かれない時間が長くなると、応急手当が難しくなる可能性があります。

例えば、溺れた人を見かけた時の対応で考えてみましょう。

海上保安庁によると、可能な範囲で溺れた人を見失わないようにしつつ、まわりの人に助けを求めたり海上保安庁や警察、消防などへ緊急通報したりすることが推奨されています。

また、ライフジャケットやクーラーボックスなどで、浮力を確保することも大切だそうです。

海開き前の海で遊ぶと、緊急時にはこのような対応を自分たちだけで行わなければならない状況が発生するかもしれません。

遊泳区域が決まっておらず事故が起こる可能性がある

遊泳区域がない状態で海水浴をすると、サーフィンや釣りをはじめとするウォーターアクティビティをしている人と事故になる可能性が高まるといわれています。

遊泳区域とは、泳いでもいい場所のことです。海開き後の海では、遊泳区域とウォーターアクティビティをするエリアが、ブイやネットなどで分けられています。

海開きしていなければブイやネットは設置されないため、泳ぐ人に気付かず船などがぶつかる可能性があるでしょう。

安全面に配慮して海水浴を楽しむ方法

まず、遊ぶ時にはサイズの合ったライフジャケットを着用することが大切です。ライフジャケットは、子供も大人も着用が必要とされています。

万が一、沖へ流される、水上ボートなどのウォーターアクティビティから海に落ちるといった事態の時に、助かる可能性が高くなると考えられているためです。

また、飲酒した時は海水浴を控えましょう。飲酒をして海に入ると、事故につながるリスクが高まるとされています。自分を守るためにも、飲酒後の海水浴は避けてください。

基本的に開いている期間中に海水浴を楽しもう

海水浴ができる期間は、7月上旬〜8月末頃までの海開きの時期が目安とされることが多いです。ただし、沖縄県では3月頃から海開きしているケースもあります。

また、お盆以降の海水浴を避けるべきだといわれているのは、昔からの慣習や離岸流のリスクがある、クラゲに遭遇しやすいなどが理由なのだそうです。

もし高波に巻き込まれたりクラゲに刺されたりすると、自身の生活や命に影響をおよぼす可能性も少なくありません。

海開き前の状態でも海水浴ができる可能性はありますが、さまざまな海のリスクから身を守りにくくなると考えられているため、基本的には海開き中の海水浴場で楽しみましょう。

海水浴の事前準備に関しては、以下の記事も参考にしてください。

※この記事は、一部海上保安庁のウェブサイトを参照しています。


[文・構成/grape編集部]

森昌子

森昌子の現在に、黒柳徹子がドン引き!? 引退を惜しむ声 森昌子(もりまさこ)さんは、日本を代表する女性歌手の一人で、女優としても活躍しています。60歳となった森昌子さんは2019年3月に、2019年末で芸能生活から引退することを発表。そんな森昌子さんのこれまでの活躍や、ネット上で話題となった黒柳徹子さんとの共演について詳しく見ていきましょう。

松島花

松島花が一般男性との結婚を発表 階段から落ち、顎を骨折「歯が飛んだのが見えた」ファッションモデルや女優として活躍している松島花(まつしまはな)さん。 その美貌と抜群のスタイルで、多くのファンを獲得しています。 そんな松島花さんのインスタグラムや、夫との結婚、ケガについてなど、さまざまな情報をご紹介...

Share Post LINE はてな コメント

page
top