『じゅうたん』の手入れは家庭でもできる！　企業が教える簡単な方法に「早速やる」

長い毛のある『じゅうたん』は、フローリングとは違ったお手入れが必要です。

しかし、毛足が長いため水拭きが難しく、「掃除機をかける以外にどのように掃除すればよいのか分からない」と感じる人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ハウスクリーニングを行う株式会社Fire Worksが運営するアールクリーニングのウェブサイトから、じゅうたんの掃除方法を紹介します。

じゅうたんの汚れを放置するとアレルギーや臭いの原因になるため、気付いた時にしっかりお手入れしましょう。

じゅうたんは『見えにくい』汚れがたまりやすい

じゅうたんに付く汚れはフローリングと大きく変わりませんが、見た目では汚れが分かりにくいという点が厄介です。

フローリングではすぐに目に付くホコリやゴミも、じゅうたんの毛の中に入り込むと見えにくく、気付かないうちに蓄積してしまいます。

また、じゅうたんは座ったり寝転んだりする機会が多いため、皮脂汚れや飲食物のシミが付きやすく、いったん染み込むと簡単には落とせません。

ペットを飼っている家庭では、外から持ち込まれた砂や泥、排泄物の汚れが付着しやすくなります。

犬や猫の換毛期には、大量の抜け毛がじゅうたんの毛に絡み付き、掃除の手間も増えてしまうでしょう。

こうした汚れを放置すると、アレルゲンの蓄積や悪臭、カビの発生、じゅうたんの劣化につながります。

状況が悪化すると買い替えが必要になることもあるため、定期的な掃除で清潔な状態を保つことが大切です。

じゅうたんの掃除方法

洗濯機で洗えるじゅうたんもありますが、大きなサイズは洗うのが難しいため、日常的なお手入れは掃除機を使うのが基本です。

掃除機をかける頻度は、毎日または週に数回が目安。窓を開ける季節は外からのホコリや汚れが入り込みやすくなるため、掃除の頻度を増やしましょう。

ペットを飼っている家庭では、換毛期に関係なく毎日掃除機をかけるのが理想です。

抜け毛は人間だけでなくペットにも悪影響を与える可能性があるため、こまめに掃除を行いましょう。

じゅうたんの臭いには『重曹』を使いましょう。じゅうたん全体に重曹を振りかけ、３０分〜１時間ほど放置してから掃除機でしっかり取り除きます。

ただし、掃除用の重曹は食品用と比べて純度が低いため、誤って口に入れるのは避けましょう。小さな子供やペットがいる家庭では、吸い残しがないように注意が必要です。

飲食物のシミには『クエン酸水』を使ったお手入れがおすすめです。スプレーボトルにクエン酸と水を入れ、汚れが気になる部分に吹きかけた後、毛の柔らかいブラシで優しくこすります。

その後、湿らせた布で汚れとクエン酸水を拭き取り、最後に乾いた布で水分をしっかり吸収しましょう。

じゅうたんに付いた飲食物のシミは放置時間が長くなるほど落としにくくなるので、こぼしたその時に対処するのがポイントです。

クエン酸水など水を使って掃除をした後は、カビの発生を防ぐためにしっかり乾かしましょう。

ベランダなど干すスペースがある場合は外に干し、室内の場合は扇風機や除湿機を活用してください。

じゅうたんはこまめにお手入れすることで美しさを保てます。家族全員が快適に過ごせるよう、日々のちょっとした工夫で、じゅうたんを清潔に保ちましょう。

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[文・構成／grape編集部]