使用後の仮設トイレ、どうしているの? ある会社の投稿に「これぞ日本人がなせる技」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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2023年の夏は、コロナ禍で自粛されていたイベントも続々と再開し、祭りや音楽フェスなどを楽しんだ人も多かったのではないでしょうか。
そんな屋外のイベントに欠かせないのが、仮設トイレ。目にすることや利用することは多くても、使用後の様子までは、あまり知られていませんよね。
廃棄物処理や仮設トイレのレンタル事業を行っている、株式会社車谷(kabukurumatani)のInstagramで、イベント後に撤去された仮設トイレの清掃シーンを収めた動画が公開されていました。
見た人の心を打ち、反響を呼んだ動画がこちらです。
動画には、暑い中、一生懸命に仮設トイレを清掃する社員が映っています。
仮設トイレは、撤去後すぐに分解され、このように手作業で隅々まできれいに洗われるのだそうです。
普段、なかなか目にすることのない光景を収めた動画には、多くの感謝の声が集まっていました。
・仮設トイレは当たり前のようにありますが、誰かが掃除をしてくれているんですよね。「いつもありがとうございます」という気持ちになりました!
・尊敬しかありません。これぞ『日本人がなせる業』という感じがします。
・まさか手洗いで丁寧に汚れを落としているなんて…本当に尊敬と感謝です。これからも使用する側は感謝して、きれいに使用していこうと思います!
代表取締役社長である車谷宏太郎さんによると、仮設トイレのレンタル事業を始めたのは、2011年に発生した東日本大震災後の翌年とのこと。
震災をきっかけに、水や電気と同じように、トイレも生活に欠かせないインフラの一部だと考えるようになったのだそうです。
そして、仮設トイレの仕事に対して、このような想いを語ってくれました。
仮設トイレの重要さは多くの人が理解していても、正直やりたくない業種だと思います。だからこそ、自分たちが率先してやる意味があるのだと考えています。
こうして、普段見えないところで支えてくれる人たちの力があるから、私たちはイベントを楽しんだり、災害時にも必要なサービスを受けたりすることができるのでしょう。
『縁の下の力持ち』という言葉がありますが、そういう人たちが頑張ってくれていることを思い出し、一人ひとりが感謝しながら、日々の生活を過ごせたらいいですね。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]