肉球の押印もバッチリ！　カップルの結婚の『証人』になったのは…？　「かわいくて完ぺき」

愛し合う２人がともに生きていくことを決め、法的に夫婦と認められる制度である『結婚』。

アメリカでは結婚に関する法律が州によって異なりますが、基本的には当事者２人が結婚許可証の申請をします。

結婚許可証が発行されると、その有効期間内に結婚式を行うのですが、その際に最低１人の『証人』が必要となります。

そして、結婚式に立ち会った牧師や証人の署名が入った結婚許可証を事務局に提出すると、婚姻証明書がもらえるという流れです。

愛猫に結婚の『証人』を頼んだら？

アメリカのコロラド州に住むアマンダ・テリーさんは、２０２２年９月に結婚式を挙げました。

挙式後、彼女と夫は婚姻証明書の申請をする前に、アイスランドに新婚旅行に出かけたのだそう。

その時彼女は、婚姻証明書を取得するために必要な書類を母親に預けました。

ところがその後、母親がなぜかその書類を紛失してしまったことが分かったのです。

正式に夫婦になるために、もう一度、結婚式を行い、結婚許可証に証人の署名が必要になったアマンダさんは、あるアイディアを思い付きます。

それは…愛猫のモモちゃんに証人になってもらうこと！

実はコロラド州では、ペットが証人になることが認められているのです。

こうしてモモちゃんは二度目の結婚式に出席し、見事に証人の役割を果たしました。

結婚許可証に、署名の代わりに肉球のスタンプを押したモモちゃん。

この大仕事のために、モモちゃんは何度も肉球できれいにスタンプを押す練習をしたそうです。

アマンダさんがTikTokに投稿した動画には、驚きと祝福の声が寄せられています。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

アマンダさんによると、アメリカではコロラド州のほかにもカリフォルニア州やフロリダ州、ハワイ州、ニューヨーク州などいくつもの州で、ペットが結婚の証人になることが認められているといいます。

その場合、猫に限らず犬やウサギ、鳥などの動物でもオッケーなのだとか。

結婚の証人という大事な役目は、心から信頼できる人に頼みたいですよね。

最愛の家族であるモモちゃんが証人になり、晴れて正式な夫婦となったアマンダさんと夫の未来は素晴らしいものになることでしょう！

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[文・構成／grape編集部]