夏だけじゃない、秋冬も発生するダニに注意!【ダニ・蚊・ノミの見分け方】
公開: 更新:
エアコンをつけてるのに寒い… 企業が教える対策に「そうだったのか」冬に暖房を入れる際は、できるだけ効果的・効率的に部屋を暖めたいところですよね。とはいえ、暖房効果をアップさせるには具体的にどうすればいいのか、知らない人もいるでしょう。 本記事では、アイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリ...
ラップの芯は捨てないで! 玄関掃除に活用すると… 「便利」「ナイス裏技」玄関掃除で掃除機を使いたくても、衛生面が心配で使いにくいという人も多いかもしれません。そこでおすすめしたいのが、家にあるトイレットペーパーやラップの芯を使う方法です。掃除のプロが紹介する裏技をご紹介します。
寝ている間に妙に体が痒くなったこと、ありませんか?
痒いところに赤いポツポツができていたら、それ、ダニの仕業かもしれません!
「まさか!うちにダニなんていないよ」と思う方もいるかもしれません。でもダニは暖かい場所ならどこにでも発生する可能性があるんです。特に暖房設備の充実した日本の家では、本来の活動期間である春夏だけでなく、秋冬にもダニが活発に活動している可能性が!
今回はダニに刺されたときの対処法と、ダニの発生を防ぐコツをご紹介しましょう。ダニに刺されたらどうなるの?まず、その痒みの原因がダニにさされたものなのか、それとも蚊やノミにかまれたものなのかを見分けましょう。見分け方のポイントは【刺される箇所】【刺された箇所の見た目】【痒みの程度】です。
ダニ
刺される箇所:全身どこでも
見た目:腫れて皮膚が赤くなる、赤い斑点ができる
痒みの程度:猛烈な痒さが1週間程度続く
蚊
刺される箇所:全身どこでも
見た目:腫れるが、皮膚の色はほとんど変わらない
痒みの程度:刺された直後は痒いが30分~1時間ほどで収まる
ノミ
刺される場所:足
見た目:赤く腫れる。水ぶくれができることもある
痒みの程度:熱を伴う痒みが1週間ほど続く
刺された場所が足だけなら、ダニではなくノミに刺された可能性が高いでしょう。刺されたのが蚊のいない時期や空間なら、犯人はダニである可能性大です。ただし、刺された場所が足だけなら、ダニではなくノミに刺された可能性も。ペットを飼っている人は、ペットにノミがついていないか確認しましょう。
ダニに刺されたら、どうすればいい?
では、もしダニに刺されてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
放置すると、痒みに耐え切れずに掻きむしってしまい、跡が残ってしまうかもしれません。刺されたのに気づいたら、なるべく早めに皮膚科を受診して痒み止めを処方してもらいましょう。
ただし、病院に行くだけでは根本的な解決にはなりません。部屋に潜んでいるダニを駆除しないと、再び刺されてしまいます。
ダニを駆除するには?
まずは、部屋の中でダニが好みそうな場所をチェック。ダニが好むのはこんな場所。
暗くて暖かい場所
エサ(人のフケや垢、食べカスなど)がある場所
身を隠せる場所
家庭では畳やカーペット、絨毯、布団やマット、クッション、ソファなどが、ダニの絶好の住処。特に布団やマットの中は暖かくエサも豊富なのでダニが発生しやすい場所です。
ダニは繁殖力がとても強く、1匹の雌ダニが一生に生む卵の数は約100個。3ヵ月でなんと約30万匹にも増えると言われています。
自分の寝ている布団にびっしりダニがうごめいているかと思うと、ぞっとしちゃいますね…。
そんなダニを撃退するおススメの駆除法はこちら!
市販のダニシートを貼る
ベッドやソファの下、カーペットの裏などに貼るだけでOK。
布団乾燥機を使う
週に1度、布団乾燥機でふとんの湿気を取りましょう。
こまめに掃除機をかける
たたみやカーペットに髪の毛や食べカスを放置しないよう、1日1回は掃除機をかけるようにしましょう。
市販のくん煙殺虫剤や駆除スプレーを使う
上記の対策に加えて、燻煙殺虫剤や駆除スプレーを定期的に使えば、駆除効果がさらにUP!
とにかく部屋を清潔に保つことが、ダニとの決別の第一歩です。
ダニは刺されると痒いだけでなく、小児ぜんそくやアレルギーの原因になることも。小さな子どものいるご家庭では、特に注意してあげてくださいね。