飼い主に見放され、危機一髪で洪水から救出された犬 その後、命の恩人と・・・
公開: 更新:

出典:YouTube

飼い主「クリスマスツリー出した」 一緒に写っていた愛犬の姿に「ツリーが目がいかない」「流れ出てる…」2025年12月2日、コーギーのあんずちゃんと暮らしている、飼い主(@Banana_corgi7)さんは、クリスマスツリーの写真をXに投稿しました。 しかし、なぜか写真に写る別の場所に注目する人が多かったようで…。

散歩中の犬が見せたまさかのポーズに「強そう!」「笑いをこらえるのに必死!」散歩は、犬に欠かせない大切な日課の1つです。 飼い主にとっては大変なこともありますが、愛犬の予想外の行動やかわいい仕草を見ると自然と頬がゆるむでしょう。 元保護犬のすずちゃんと、柴犬のハルちゃんと暮らす、橋本真実(har...






2016年5月31日、アメリカのテキサス州で記録的な洪水が発生。その規模は、ここ1世紀で最もひどいものだと言われるほどでした。
ブラゾス川が氾濫したことによって数100軒もの家が浸水し、死者やけが人も続出・・・救出隊によって救助された人は、なんと1000人以上。
そんななか、ボートに乗りフォートベンド郡の被害を確認していた、保安官のトロイ・E・ネールスさん。
逃げ遅れた人がいないか慎重に周囲を見回していると、浸水したとある民間の前で気配を感じました。
ネールスさんの目に飛び込んできたのは、首まで水に浸かった1匹の犬。その場から身動きできず、かろうじて顔を出していたのです。
「いけない!このままでは溺れて命を落としてしまう!」
急きょボートで近づき、犬を救出しようとしたネールスさん。しかし犬は玄関につながれたままで、救出は難航・・・。
現地を取材していたレポーターと力を合わせ、なんとか救出に成功しました。
その後、動物愛護団体に連れられ、体をきれいにしてもらった犬。幸いなことに、怪我や病気の心配はなかったそうです。
動物愛護団体は至急、犬の飼い主に連絡。無事を伝えた後に「なぜ犬が逃げていないことを警察に伝えなかったのか?」と問うと、信じられない言葉が返ってきたのです。
「あんなに水が浸水するなんて、思ってなかったんだ。それに、正直犬はもういらないと思って・・・」
飼い主は、犬が逃げられないことを知っていながら無視・・・。挙句の果てには「どこか他の家へやってくれ」と言ったそうです。なんて無責任なのでしょうか。
保護団体に預けられることになった犬を、保安官のネールスさんは『アーチャー』と命名。そしてある日、アーチャーが気になったネールスさんは家族と共に動物愛護団体を訪れました。
「この子が先日助けた犬?あら、とってもキュートじゃない!
家族がいないなら、ぜひ家で飼いましょうよ!」
アーチャーを見た家族は、全員一目ぼれ。なんと、家族として迎え入れることに!
ネールスさん一家の新たな一員となったアーチャーは現在、たくさんの家族に囲まれとても幸せに暮らしています。
「あの日出会った瞬間、この子と私の間に絆が芽生えました。そしてその絆は、一生消えることがないでしょう。
アーチャーは玄関につないだりせず、部屋の中で自由に歩き回っています。寝る時も、ベッドで一緒に寝るんですよ。
あの日、この子の人生は一度リセットされ、私たちと共に新たな道を歩み始めたと思っています」
そうコメントする、ネールスさん。アーチャーへの深い愛情が伝わってきます。
一度はつらい目にあったものの、今では毎日穏やかな生活をおくっているアーチャー。これからも、その『新たな道』を素敵な家族と歩んでいってね。