ドレッシングは縦に振る?横に振る? おいしく食べるなら… 「全然違う」
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- 出典
- キユーピー
ボトルドレッシングは、使用前に振るようにパッケージに書かれていることが多いですよね。
実は、振る方向によって混ざり方が変わることをご存じでしょうか。
油と水分を混ぜるための『振る』行為には、実は意外な事実が隠されていたようです。
ドレッシングボトルの振り方にはおすすめの方向がある
市販のドレッシングボトルを振って中身をしっかり混ぜる際、『縦方向』と『横方向』のどちらに振っていますか。
「どちらも中身がしっかり混ざるだろうから、特にこだわらなくても…」と思うかもしれません。しかし、キユーピー株式会社(以下、キユーピー)のウェブサイトによると、決して『どちらでも同じ』というわけではないようです。
ドレッシングを上手に混ぜる方法についての質問に、キユーピーは以下のように回答していました。
『左右に返すように』ということは、『横方向』ですね。ドレッシングの中身をしっかり混ぜたい時には思い出したい豆知識ではないでしょうか。中身がしっかり混ざっているかどうか、確認しながら適度に振りましょう。
なぜ『横方向』がおすすめなのか
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縦方向も横方向も、混ざり具合は同じように見える人も多いでしょう。しかし、横方向がおすすめなことには理由がありました。
縦方向に振って混ぜたドレッシングよりも、横方向に振って混ぜたドレッシングのほうが、『乳化』が起こって食材にしっかり絡みやすくなるためです。
『乳化』とは溶け合わない物質同士が混ざり合うことで、ドレッシングの場合は油と水分が該当します。
油と水を乳化させるポイントは、『物質の粒子を小さくすること』なのだそう。横に振って液体の動きを激しくすると、この粒子が細かく分かれて乳化が進むという仕組みです。
また、しっかり乳化したドレッシングは、ふたたび油と水分に分かれるまでの時間が長くなります。これなら数人で使う時も、わざわざ振り直さずに済みそうですね。
普段使っているボトルドレッシングに、振り方で生じる違いがあるという事実に驚いた人もいるかもしれません。これからは『乳化』を意識して、キユーピーがおすすめする『横方向』に振ってから使ってみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]