ドレッシング、どれくらいで使い切るべき? 企業の解説に「もっと長いと思ってた」
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- 出典
- 理研ビタミン株式会社
市販のドレッシングの保存はどうしていますか。「気が付くと傷んでいる」「買ったの忘れてた…」ということがあるかもしれません。
最後までおいしく使い切るためには、保存する際に守るべき注意点がありました。
ドレッシングを使い切るなら保存方法に注目
食卓の名サポーター・ドレッシングですが、すぐには使い切れず、あらためて使おうと思っても時間が経過していると傷みが気になり、結局捨ててしまうことはありませんか。
できれば最後までおいしく使い切りたいもの。そのためには保存方法を意識してみましょう。
『リケンのノンオイル』シリーズなど、人気ドレッシング製品を製造・販売している理研ビタミン株式会社(以下、理研)によると、ドレッシングを保存する際には以下の点に注意するとよいそうです。
未開栓と開栓後ではそもそも保存方法が違うのがポイントです。 「常温で売ってたし、開栓しても常温で大丈夫」と思っていた人がいたら、ぜひ次からは冷蔵保存してみてください。購入してすぐに使わない場合には、環境が整った場所で保存しましょう。
開栓後に冷蔵保存する理由
「開栓してもしっかりフタをしめておけば大丈夫では?」と考える人もいるかもしれません。確かに、しっかりフタが閉まっているボトルは密閉性が高く、安心して使い続けられそうなイメージがあります。
しかし、実際はそこまで安心できない状態になってしまうのです。
開栓前のドレッシングは殺菌処理をした上で密閉しているため、雑菌が繁殖する心配がありません。いっぽう、開栓した場合、その部分から空気が入り込んでドレッシングと触れあい、酸化が始まってしまいます。
さらに、開栓時には同時に空気中の雑菌も入り込み、繁殖すればやはり傷みの原因になってしまいます。
雑菌の繁殖は10℃以下で抑えやすくなるため、開栓したドレッシングは冷蔵庫での保存が推奨されるというわけですね。酸化するスピードも遅くなることが期待できます。
普段なにげなく使い、なにげなく保存しているドレッシングですが、保存の仕方に気を使うだけで長持ちしたり、最後まで使い切りやすくなったりします。理研のアドバイスを参考にして、保存方法を工夫してみてください。
[文・構成/grape編集部]