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分離したドレッシング、どう混ぜる? 企業の助言に「振り方間違ってた」

By - COLLY  公開:  更新:

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分離したドレッシング

※写真はイメージ

オイルと調味料が分かれたタイプのドレッシングは、しっかり振ってもなぜかうまく混ざりにくいことがあります。

もし毎回「振っても混ざらないなあ」と思っているのなら、ちょっとしたコツを取り入れてみませんか。

ドレッシングボトルを振る時のコツ

一生懸命振っても混ざらない、混ざってもすぐにまた分離してしまう…。オイルと調味料が分離したドレッシングを使う際によくあるシーンでしょう。

しかし、もともと振って混ぜることを前提にした製品のため、混ざらないということはないはずです。もし、どうしても混ざらないのなら、ドレッシング製品を取り扱っている企業・ケンコーマヨネーズの解説を参考にしてみてください。

ボトルの真ん中付近を持ち、縦方向ではなく、手首を使って、ボトルを倒すように、左右に連続してよく振ってください。

ケンコーマヨネーズ ーより引用

今まで縦方向にシャカシャカと振っていたのなら、次からは左右に振ってみましょう。しっかり混ざり、今までよりも味わい深いドレッシングが楽しめそうです。

ドレッシングは『乳化』が大切だった

オイルと調味料が分離しているドレッシングは、攪拌することによって乳化が起こります。乳化した状態になるととろみが付き、食材にしっかり絡むようになって、料理がおいしくいただけるという仕組みです。

乳化させるためには『しっかり混ぜる・攪拌する』ことが重要。

ドレッシングをうまく乳化させる方法として、ケンコーマヨネーズが紹介した『左右に振る』はとても有効です。

左右に振った場合、ボトルに入っているオイルと調味料の動きが大きくなり、粒子が細かく分かれて混ざりやすくなります。粒子が細かくなるほど乳化が進むため、結果としておいしいドレッシングができあがるのです。

横方向に振れば乳化状態が長持ち

例えば生クリームを泡立てたことがある人は、左右にホイッパーを動かすとクリームがきめ細かくなるという経験がありませんか。これもドレッシングと同じ理論で、大きな動きによって成分が細かい粒子になるためです。

逆に、縦に振るとオイルと調味料はそれほど大きな動きができないため、乳化が不十分になってしまい、いまいちのできあがりに。また、多少混ざったとしても、比較的短時間でまた分離してしまいます。

横方向なら再分離までの時間が長く、食事の間に何回も振らずにおいしく使えるでしょう。

振る方向を変えるだけでおいしさが変わるのは驚きですが、小さなコツで大きな変化が楽しめます。これからはぜひ、手首のスナップを利かせながら横に振ってみてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ケンコーマヨネーズ株式会社

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