『ペンダント』と『ネックレス』の違いとは?長さや着用のマナーも解説
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『ペンダント』と『ネックレス』は、どちらも首元を彩るアクセサリーですが、同じものだと思っている人もいるでしょう。
実は『ペンダント』と『ネックレス』には、違いがあります。
本記事では『ペンダント』と『ネックレス』の違いや、着用のマナーを分かりやすく解説しました。
『ペンダント』と『ネックレス』の違いが知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
『ペンダント』と『ネックレス』の違いとは?
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『ペンダント』と『ネックレス』は形状が似ているため、同じものだと勘違いされがちですが、厳密には同じ意味ではありません。
ここからは、それぞれの特徴を解説します。
ペンダントの特徴
『ペンダント』とは『ネックレス』の先にぶら下がっている『飾り部分』のこと。
語源は、ラテン語の『pendere(ペンデレ)』で『ぶら下げる』という意味の言葉です。
諸説ありますが、『pendere(ペンデレ)』は13世紀のフランスで『pendre(パンドル)』という言葉に変化。その後、英語の名詞的用法『pendaunt』になり、最終的に『pendant(ペンダント)』という名前になったといわれています。
ペンダントの大きな特徴は、首にかけた時に『V字』の形になる点。
飾りの部分は『ペンダントトップ』や『ペンダントヘッド』とも呼ばれ、宝石やガラス、金属など、さまざまな素材で作られています。
デザインが豊富で、自分の好みに合ったものを選べるのがペンダントの魅力です。
ネックレスの特徴
『ネックレス』とは、首にかけるアクセサリー全般のこと。英語の『neck(首)』+『lace(ひも)』が語源で、首に巻くひも状のもの全般を指します。
首のまわりを一周する『U字』型のデザインになっているのが、ネックレスの特徴。シンプルなチェーンだけのデザインのほかに、真珠、宝石が並んでいる華やかなデザインもあり、種類が豊富です。
『ネックレス』の中でも、先端(トップ)の部分に飾りがついているものを『ペンダント』と呼びます。『ペンダント』は『ネックレス』の種類の1つともいえるでしょう。
ただし、呼び方や分類は、店やブランドによって異なるため、あくまで目安となります。
ネックレスの長さは種類によって違う
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ネックレスは、長さによって、見た目の印象を変えることが可能です。
短いネックレスは首元をすっきりと見せてくれ、長いネックレスはコーディネートのアクセントになります。
ここからは、5種類のネックレスの長さと特徴を紹介しましょう。
チョーカー(30〜40cm)
30〜40cmで、首にぴったり沿う短めのネックレスを『チョーカー』と呼びます。
『チョーカー』は、首元をシュッと引きしめてくれるため、カジュアルで若々しい印象に。
シンプルなデザインを選ぶと、落ち着いた印象になります。比較的どんな服にも合わせやすいのが、チョーカーの特徴です。
プリンセス(40〜45cm)
40〜45cmと鎖骨までの長さで、ネックレスの中でも定番的なデザインなのが『プリンセス』。
プリンセスは首元をきれいに見せてくれ、丸い襟ぐりやシャツの襟元に合います。どのネックレスを着けるか迷った時は、この長さを選ぶと安心です。
マチネ(50〜60cm)
『マチネ』は、50〜60cmほどで胸元まで届く、少し長めのネックレス。
タートルネックや首の詰まった服と相性がよく、上品な印象を与えます。首元にゆとりがあるため、幅広い年齢層の人が使いやすい長さです。
オペラ(70〜90cm)
『オペラ』は70〜90cmの長さで、ロングネックレスに分類されます。
縦のラインを強調してくれるため、スッキリとしたシルエットになるのが特徴です。
短めのネックレスと重ね着けしたり、二重に巻いてボリュームを出したりするなど、いろいろなアレンジが楽しめます。
ロープ(100cm〜)
『ロープ』は、100cm以上の長さが特徴のネックレスです。
二重や三重に巻いたり、先を結んで着け方を変えたりと、自由なアレンジができます。服装や気分に合わせて、自分だけのスタイルを楽しめるでしょう。
『ペンダント』と『ネックレス』の着用マナー
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『ペンダント』や『ネックレス』は、身につける場面によって、ふさわしいデザインや長さが変わります。
正しいマナーを知っておくことで好印象を与えられ、その場に合ったおしゃれを楽しめるでしょう。
ここでは『ビジネス』『お葬式』『結婚式』それぞれの場面でのマナーを解説します。
ビジネスシーン
ビジネスシーンで『ネックレス』を着ける場合は、控えめでシンプルなデザインが適切です。
派手な色や大きめの『ペンダント』は避け、小さな一粒ダイヤや、パールなどの上品なデザインを選びましょう。
ペンダントトップは、直径5mm以下の小さなものを選ぶと好印象を与えられます。
ビジネスシーンでは40〜45cmで、シャツの襟元に隠れるくらいの長さがおすすめです。素材はゴールドやシルバー、プラチナを選ぶと、落ち着いた印象になります。
長すぎるネックレスや太いチェーンは動くたびに邪魔になるため、仕事に集中したい時は避けましょう。
お葬式
お葬式でネックレスを着ける際には、マナーを守ることが大切です。
葬儀では、一連の真珠ネックレスを選びましょう。真珠は『涙の象徴』とされており、故人や遺族への哀悼の気持ちを表すものとして広く用いられています。
また、二連以上のネックレスは『不幸が重なる』とされるため避けてください。
真珠のサイズは7〜8mmだと控えめで上品な印象になるため、お葬式にふさわしいとされています。大きすぎる真珠や、華美なデザインのものは控えましょう。
真珠の色は、基本的に『白』が適しています。黒やグレーの真珠でも問題はありませんが、サイズが大きかったり光沢が強すぎたりすると、華やかな印象になるため注意が必要です。
ピンクやゴールドなどの派手な色は、お葬式の場にはふさわしくありません。
葬儀では、ネックレスの長さにも気を配りましょう。目安としては、40〜42cmの短めのネックレスが適切です。
『悲しみが長引く』という意味合いを避けるため、首に沿う自然な長さが好まれます。
全体的に、控えめで清楚な印象を心がけることが重要です。重ね着けや、大ぶりな装飾のネックレスは避け、哀悼の気持ちを表す装いを心がけましょう。
結婚式
結婚式でネックレスを着ける際には、花嫁より目立たないことが鉄則です。主役はあくまでも花嫁のため、ゲストは控えめで上品な装いを心がけましょう。
白色や、花嫁と重複するような、華やかすぎるデザインのアクセサリーは避けるのがマナーです。
結婚式におすすめのネックレスは、パールの一連ネックレス。シンプルで上品な印象を与えるため、昼夜問わずどんなドレスにも合わせられます。
ドレスが華やかな場合はネックレスを控えめに、逆に落ち着いたドレスであれば、少し個性のあるアクセサリーを着けると全身のバランスがよくなるでしょう。
また、結婚式の時間帯によっても、ネックレスの選び方が変わります。
昼の式には、パールやシルバーなど、落ち着いた色味が適切です。夜の式では、ゴールドやクリスタル、ダイヤモンドなど華やかな素材でも問題ありません。ただし、きらびやかすぎないように注意しましょう。
なお、着物で出席する場合は、アクセサリーを着けないのが基本です。『和装にはアクセサリーを合わせない』という考え方があるため、ネックレスも控えるのが望ましいとされています。
コーディネートが全身黒にならないようにするのも、結婚式でのマナーです。黒いアクセサリーを選ぶ場合は、ドレスやバッグに明るい色を取り入れて、暗い印象にならないように工夫しましょう。
『ペンダント』と『ネックレス』を着ける順番とお手入れ方法
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『ペンダント』と『ネックレス』を着ける際には、着け外しの順番が重要になります。また、お手入れの方法にも気を配ることで、長持ちさせることが可能です。
ここでは、『ペンダント』と『ネックレス』を着ける順番やお手入れについて解説します。
着ける順番と外す順番
『ペンダント』と『ネックレス』を着ける順番には、注意が必要。メイクやヘアセットが終わった後、最後に着けるのが基本です。
『ペンダント』と『ネックレス』を外す際は、一番初めにしましょう。服を脱ぎ着する時に、引っかかって破損するリスクを減らせます。
使用後の保管方法
保管する際には、ほかのアクセサリーと一緒に入れずに、1つずつ分けて収納するのが理想的です。
宝石や金属は素材の硬さがそれぞれ異なるため、こすれ合って傷付くことがあります。
小袋や、仕切り付きのジュエリーボックスを使うと安心でしょう。
使用後のお手入れ方法
『ペンダント』や『ネックレス』を、きれいな状態で長く使い続けるためには、お手入れや保管の方法が重要です。
ジュエリーは繊細なアイテムであるため、扱い方によって、輝きや状態に差が出ます。
使用後は、柔らかい布で軽く拭きましょう。汗や皮脂が残ったままだと、変色やくすみの原因になります。
特にシルバー素材は酸化しやすいため、丁寧なケアが必要です。使用後は、すぐに汚れを拭き取る習慣を付けることで、美しさを長く保てます。
着用しない方がよいシーン
水に濡れる場面では、ネックレスを外すことが大切です。
入浴やシャワー、プール、水仕事の際に濡れると、ジュエリーを傷める原因になります。
濡れたままにすると金属部分が変色したり、宝石の輝きが損なわれたりすることもあるため、注意しましょう。
『ペンダント』と『ネックレス』の違いを理解しておしゃれを楽しもう
『ペンダント』は『ネックレス』の一種で、飾りが付いたデザインのものを指します。
一方で、『ネックレス』は首にかける装飾品全般のことです。違いを知っておくことで、自分に合ったアクセサリーを選びやすくなります。
アクセサリーを身に着ける際には、ビジネスや冠婚葬祭など、シーンごとの着用マナーを守ることも大切です。
また、日頃のお手入れや正しい保管を心がけることで、お気に入りの『ペンダント』や『ネックレス』を美しい状態で保ちやすくなるでしょう。
『ペンダント』と『ネックレス』それぞれの違いを理解して、おしゃれを楽しんでくださいね。
[文・構成/grape編集部]