「利用者さんと作った髪飾りが売れない」 ある娘の投稿が、優しい連鎖を生む
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Runi(@runinoaka)さんがTwitterに公開した髪飾りの写真。
これらは『つまみ細工』といって、絹織物をつまんだり折りたたんだりして作る伝統工芸品です。
投稿者さんの母親は介護職。職場の利用者さんたちと、つまみ細工の髪飾りを作っているといいます。
使わなくなった着物を再利用し、できあがった髪飾りは、どれもパッと目を引く魅力的なものばかり。
それにも関わらず、投稿者さんの母親は「売れない」と頭を悩ませていました。
娘の思いに、周囲が動く
これまでは、お店での委託販売を断られてしまった経緯もあり、「介護施設の一角に置かせてもらう形で販売していた」という投稿者さんの母親。
投稿者さんは困っている母親を見て、髪飾りの魅力をアピールしつつ「どうすれば売れるのか」を、Twitter上で問いかけました。
その結果、よりよい販売方法を一緒に考え、アドバイスするコメントが多く寄せられたのです。
さらに、素敵なデザインの髪飾りに対し、心をときめかせる人が続出しました。
・とても惹かれました。成人式で身に付けたいです。
・優しい娘さんがいて、お母様は幸せですね。応援しています!
・お店で買うと値が張るから、これだけ魅力的で優しいお値段なら、欲しい人はいっぱいいると思います。
問い合わせが殺到したため、投稿者さんはネット通販の形で販売することにしたそうです。通販は年内の開始を予定しているとのこと。通販用のTwitterアカウントは @hukushi_hand です。
「母の手助けができれば」という娘の思いが実を結んだ、今回の出来事。
心を込めて作られた髪飾りが、たくさんの人に届くといいですね!
[文・構成/grape編集部]