畳にじわっと広がるカビ 正しい掃除法に「知らなかった」「今日やる」
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- 出典
- 大建工業
畳にカビが生えてしまい、どう対処すればいいか悩んだことはありませんか。
自己流で掃除すると、畳を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。
内装建材やエコ素材の製造と販売を行う、建材メーカーの大建工業株式会社のウェブサイトでは、畳の正しいカビ取り方法を紹介しています。
カビを未然に防ぐための対策も、併せて確認しておきましょう。
カビの種類別の掃除法
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畳のカビ掃除に必要な道具はこちらです。
・マスク
・ゴム手袋
・ブラシ
・乾いた雑巾もしくは布
・酢
・エタノール
・重曹
畳のカビ取りは、窓を開けたり換気扇を回したりしてしっかり換気できる、晴れた日に行うのがおすすめです。
作業を始める前に、カビから身体を保護するため、マスクと手袋を着用しましょう。
畳に生えるカビには、比較的取り除きやすい『青カビ』『白カビ』のほか、厄介な『黒カビ』があります。
カビの種類に合わせてお手入れを行いましょう。
軽度のカビには『酢』を使う
軽度の青カビや白カビには、『酢』を使った掃除が効果的です。
まずは、ブラシで畳の目に沿ってカビをかき出しましょう。ブラシは使い古した歯ブラシでも構いません。
ゴシゴシとこすらず、優しくなでるように行うのがポイントです。また、ポンポンと叩いてしまうと、カビが畳の奥へ入り込んでしまうので注意してください。
かき出したカビは、乾拭きして取り除きます。
酢と水を1:9の割合で薄めて酢水を作り、それを染み込ませた雑巾で、カビが気になる部分を拭きましょう。
なお、『酢』には漂白作用があり、原液のまま使うと畳が変色する可能性があります。必ず水で薄めてから使うようにしましょう。
最後に、畳の目に沿って乾いた布でしっかりと水分を拭き取れば完了です。
厄介な黒カビには『エタノール』を使う
落としにくい黒カビには、『エタノール』を使った掃除がおすすめです。『酢』を使う時と同様、まずはブラシでカビをかき出し、乾拭きしておきます。
『エタノール』を吹きかけたら、畳の目に沿って優しくブラシでなでるようにこすりましょう。
『重曹』には『酢』と同じように漂白効果があり、頑固な黒カビの除去に役立ちます。さらに、重曹はカビの除去だけでなく、カビ特有の臭いも取り除けるのが嬉しいポイントです。
ブラシでこすった後は、乾いた布でしっかりと拭き取りましょう。
畳のカビを防ぐ5つの方法
きれいな畳を保つために、以下の5つの方法を取り入れてカビを予防しましょう。
まず基本となるのが『こまめな掃除』です。カビの栄養源となる埃や食べかすは、掃除機で丁寧に吸い取りましょう。
さらに、定期的に乾拭きすると、カビの養分となる皮脂汚れを取り除きやすくなります。
空気がこもりやすい間取りや湿気がたまりやすい設計の部屋では、『酢』や『クエン酸スプレー』を使ってカビ対策をしましょう。
『酢』と水を1:1の割合で混ぜ、それを含ませて固く絞った雑巾で畳を拭き上げます。
畳の変色が気になるなら、水500㎖に小さじ1杯の『クエン酸』で作ったスプレーや、市販のカビ防止スプレーを使うのがおすすめです。
なお、濡れた状態ではカビが生えやすくなってしまうため、しっかり乾かすことも忘れないようにしましょう。
湿気がこもらないように日中は窓を開けて、『こまめな換気』をすることも大切です。湿気が抜けにくい環境の場合は、扇風機や除湿機を活用すると手軽に除湿できます。
さらに、畳の下にある床板のカビ予防として、『防湿シート』を敷くのも1つの方法です。
『カビに強い素材』の畳に張り替えることを検討してみるのもいいでしょう。和紙やビニールなどの素材で作られた畳は、カビが生えにくいのが特徴です。
掃除の手間を減らしたい人やカビに悩まされている場合は、思い切って畳を交換してみるのもいいかもしれません。
正しい掃除方法と予防策を取り入れて、カビのないきれいな畳を保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]