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故障の原因になることも… 掃除機で吸ってはいけない『9つのモノ』がこちら

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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掃除機の写真

※写真はイメージ

掃除機はほとんどの家庭に1台はある家電です。

大変便利ですが、なんでも吸い込んでしまうと、故障の原因になることがあります。

では掃除機に吸い込んではいけないのは、どのような物でしょうか。パナソニック株式会社(以下、パナソニック)に取材しました。

掃除機に吸い込んではいけない物

パナソニック商品マーケティングセンターの酒井貴浩さんに話をうかがったところ、以下の物は掃除機に吸引しないほうがよいとのことです。

1.除湿剤。

2.多量の粉(消火器の粉など)。

3.ペットなどの排泄物が付着した物。

4.ガラス、ビン、針、つまようじ。

5.長い紐。

6.水や液体、湿った物。

7.カーペットのフリンジ(房)。

8.ホース内に詰まりやすい物(ストッキングなど)。

9.引火性のある物。

まず注意したいのは『6』の水や液体、湿った物。掃除機の内部には、基盤・モーターがあり、これらは水分に弱いので、基盤がショートして故障や誤動作の原因になります。

『1』の除湿剤は、酒井さんによれば「固形の除湿剤は、空気中の水分を吸収し液体になるから」とのこと。『6』と関係する点ですね。

『2』の多量の粉は、フィルターが詰まって空気の通りが悪くなり、モーターが過熱したり、吸引力が落ちたりする可能性があります。

『3』の排泄物が付着した物は、掃除機内部に付着すると不衛生で、臭いが付く可能性があるとのことです。

掃除機の写真

画像提供:パナソニック株式会社

『4』のガラスやつまようじなどは、吸い込むと掃除機内部が傷付いたり、ホースに突き刺さって破れてしまう可能性があります。

『5』『7』『8』は、ブラシに絡まって吸い込み機能を妨げる可能性があり、ホース内で詰まる恐れがあるとか。ヘッドの部分に装着されている電動ブラシに紐が巻き付くと、取り除くのに手間がかかります。

『9』の燃える可能性がある物を吸引すると、掃除機内部のモーターの熱などで引火する可能性が…。火事を起こさないために十分注意しましょう。

『ヘッド』の部分に要注意!

最近の掃除機には、吸引力を高めるためにヘッドの部分に電動ブラシが付いています。

この電動ブラシは、回転しながらゴミを中に吸い込むのを助ける役割を果たしているとのこと。

しかし、髪の毛やゴミなどが絡み付きやすいので注意が必要です。特に長髪の人の場合は、気付くとブラシに髪の毛が多数巻き付いて、ブラシの回転が阻害されることも…。

ブラシがうまく回転しないとモーターが過熱したり、ゴミの吸い込みがスムースにいかなかったりするので、ブラシはこまめに掃除するのがおすすめです。

ちなみに、パナソニックには特許取得済みの『からまないブラシ』を採用した機種があります。

ブラシに絡んだゴミが真ん中に寄って行き、中央でブラシから落ちて中に吸い込まれるという工夫がされている商品。

掃除機の写真

画像提供:パナソニック株式会社

以下は『からまないブラシPlus』の写真です。ブラシの後ろに、ブラシに付いたゴミをかき落とすためのリブ(突起)を設けたものです。

掃除機の写真

画像提供:パナソニック株式会社

最後に、酒井さんに掃除機の使用上の注意点を聞きました。

あまり大きな物を吸い込むとトラブルの元になりますので、大きなゴミを取り除いてから掃除機をかけるようにするといいですね。

パナソニックからのアドバイスを参考に、トラブルなく掃除を行ってください。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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取材協力
パナソニック株式会社

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