『歴史上最も偉大な１００人のシンガー』にも選ばれたことがある、ロックミュージシャンのブルース・スプリングスティーン。多くの著名ミュージシャンが参加した『We Are The World』ではソロを披露しているほどです。

そんな世界的ミュージシャンであるスプリングスティーンが、２０１６年６月にノルウェーのオスロでライブを開催。そこで、なんとも心温まる出来事が起こりました。

ステージ最前列で『ウェイティン・オン・ア・サニー・デイ』にあわせてノリノリになっていたのは、彼の大ファンである、たった４歳の女の子。

小さな手を一生懸命高くあげている彼女の姿はスプリングスティーンの目にもとまり、とても嬉しそうに彼女に向かって微笑みます。

彼女からしてみたら、大好きなアーティストが自分に微笑みかけてくれただけでも、幸せな気持ちでいっぱいになったことでしょう。

しかしこの後、なんとスプリングスティーン自ら手を差し伸べ、ステージ上に彼女を呼んでくれたのです！

最初はスプリングスティーンも、まさか４歳の少女が自分のファンだとは思わなかったのか、冗談まじりにマイクを差し出してみます。すると、彼女はしっかりと歌詞を覚えており、堂々と歌いきったではないですか！

さらには、彼のバックバンドを務める『イー・ストリート・バンド』に対し、「カモン！イーストリートバンド！！」と、ロックンローラーさながらの振る舞いを見せるほど。

会場中を沸かせた彼女を称えるかのように、スプリングスティーンは席に戻ろうとする彼女を肩車！！彼女にとっては一生思い出に残る、夢のような出来事だったのではないでしょうか。

まるで家族のような触れ合いを見せた、少女と大物ミュージシャンに、会場中が和んだに違いありませんね♪それにしても、この４歳の少女、うらやましすぎる…！！