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ジオラマにピンポン球を置いた結果『ただならぬ雰囲気』に… 写真に「物語が始まりそう」

By - みきあゆみ  公開:  更新:

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ジオラマの写真

SF映画などで、街の中に突然『真っ黒なドーム』が現れる…といったシーンを見たことはありませんか。

得体の知れない物体の登場に、緊張が走る瞬間。そんな場面を『ジオラマ』で再現した写真が、Xで大きな話題になっています。

写真を投稿したのは、建築模型の制作を行う、株式会社西日本模型のXアカウント(@NishiNihonMokei)。

精巧に作られた街のジオラマに、ある物を置いた結果、『SF好き』の心をくすぐる光景ができ上がりました。投稿された文章と一緒に、次の写真をご覧ください!

ジオラマの写真

「ピンポン球に超低反射塗料を塗って、ジオラマに置いてみた」

すべてを暗闇に飲み込んでしまいそうな、なんとも不気味なドームが、街の中にたたずんでいる光景。

物語がどんな結末を迎えるのか…見ているだけで、想像力がかき立てられるでしょう!

半分に切って、黒く塗ったピンポン球を置くだけで、こんなにもワクワクする光景になるとは、面白いですね。

ジオラマの写真

投稿には、13万件以上の『いいね』が寄せられ、多くのコメントが集まりました。

・なんだかここから物語が始まりそうですね!

・漫画『AKIRA』に出てきそうな光景。ゾクッとする。

・すごくリアルなジオラマなのに、置くだけで一気にファンタジーな世界観になりますね。

・異世界感がハンパない。あの『力』に触れてはならん。

ジオラマにピンポン球を置いたワケは?西日本模型に話を聞いてみた

grapeは、投稿の写真について、同社の藤井規文さんに取材。

ピンポン球に超低反射塗料を塗ってジオラマに置くアイディアは、一体どこから来たのでしょうか。藤井さんから、このような回答がありました。

以前に作ったジオラマを、何か面白く再活用できないかと考えていたんです。

大好きなアニメ映画『AKIRA』のワンシーンのような超常現象を再現できるのではないか、さらにいかに単純にできるかを考えてみた結果、ピンポン球に超低反射塗料を塗ってジオラマに置くことになりました。

屋外で撮影したことで光の加減が一層リアルになり、また精密なジオラマを用いたことで、多くの人にイラストや漫画とは異なる『実際の風景』のような強い印象を与えられたのではないかと思います。

なお使用した塗料は、光陽オリエントジャパン株式会社が運営する『暗素研』の製品『黒色無双』とのこと。エアブラシを使い、半分に切ったピンポン球に塗装したそうです。

ちなみに、この精密なジオラマは、藤井さんが個人で制作したもの。SF映画『第9地区』に登場する巨大宇宙船を作る際、その地上ベースとして制作したといいます。

ジオラマの写真

映画の舞台となった南アフリカ共和国の街を、8000分の1スケールで作ったとか。

ウェブ上のマップを下絵に、製図ツールの『CAD』で道路や線路などの線を1本ずつなぞってデータ化し、レーザー加工機でアクリル板に彫刻、切削して制作したといいます。

ジオラマの写真

8000分の1スケールなので、乗用車が模型ではなんと0.5mmとなります…!精密すぎるジオラマは、同社のショールームで見学することができるそうですよ。

藤井さんに、投稿に反響があったことについて感想を聞くと、このような回答がありました。

正直、Xでここまで大きな反響をいただけるとは思っておらず、本当に驚いております。

このポストを通じて、世の中にはジオラマや模型制作に日々取り組んでいる会社や人がいるということを知っていただければ、それだけでとても嬉しく思います。

弊社が携わる建築・産業模型製作業は、一般には広く知られてはいませんが、実は非常に魅力的な仕事です。

1人でも多くの方に『建築・産業模型』という職種の存在や、その仕事の面白さ・価値を知っていただければと考えています。

真っ黒なピンポン球を置いて、ただならぬ雰囲気を演出し、注目を集めたジオラマ。

投稿を通じて、ジオラマの魅力を改めて知った人は多いでしょう。また、同社のような模型制作に取り組む会社に初めて出会った人もいるかもしれません。

「何か面白いことができたら」という発想から生まれた、SF感がただようジオラマの写真は、多くの人にワクワクを届けてくれたはずです!

面白いジオラマの写真をもっと見たい人は、こちらの記事もご覧ください。

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。


[文・構成・取材/grape編集部]

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協力
@NishiNihonMokei

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