過酷な砂漠でのマラソンに乱入した1匹の犬→並走したランナーが新しい飼い主に!
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
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中国のゴビ砂漠で行われた過酷なマラソン。
6日間をかけて、155マイル(約250㎞)を走破するこのレースに、1匹のワンコが参加し、注目を集めています。
すぐにいなくなると思ったら大会の人気者に
2016年6月に行われた「ゴビ・マーチ2016」というマラソン。
レース中に、突然1匹のワンコが乱入して来て、ランナーと一緒に走り始めます。
砂漠で開催されるマラソンに、野良犬が乱入してくることは決して珍しいことではなく、参加者たちは「そのうちいなくなるだろう」と思っていたそうです。
しかし、このワンコはランナーと一緒に並走することを止めません。
そうこうしているうちに、観客や参加者、関係スタッフは、このワンコに愛着を持つようになります。
砂漠で行われるマラソンでは、貴重な食料をちゃっかり分けてもらうことも。
出典:@Oh_Yes_Please
そして、いつの間にか大会の人気者になってしまいます。
この時のことを大会関係者はこう振り返りました。
「この犬のおかげでランナーや関係者に不思議な一体感や思いやりが生まれたんだ」
2日目を走破したワンコを「ゴビ」と命名
スコットランドからレースに参加していたディオン・レオナルドさん。
大会2日目から、このワンコはレオナルドさんの横を並走するようになります。
出典:YouTube
「自分たちのペースには付いて来られないだろう」と思っていたというレオナルドさん。
しかし、ワンコは懸命にレオナルドさんのペースに食らいつき、一緒に走ります。
「あの小さな身体でついて来たんだ。驚いたね」
そして、大会2日目を終えたワンコは、「当然だ」と言わんばかりの顔でレオナルドさんのテントに侵入し、横で一緒に寝てしまいます。
もちろん、テントの外でもレオナルドさんの後をついて歩きます。
「もう放っておくことなどできなかった。当然だよ。強い絆が生まれたんだ」
そう語るレオナルドさんは、このワンコに出会った場所からゴビと名付け、一緒に走り切ることを誓います。
レオナルドとゴビが一緒にフィニッシュ!
大会3日目の約42㎞もゴビは、レオナルドさんと一緒に完走します。
舗装されていない自然の道を走るこのマラソンでは、コースに川が流れていることもあります。
3日目のレース中、大きな川を渡る際に、遅れ気味だったゴビを待ち、抱きかかえて川を渡ったことでレオナルドさんの順位は1位から3位に落ちてしまいましたが、「後悔なんてないよ」と語ります。
「正直に言うとゴビを待って運んでいるヒマはなかったんだけどね。絶対に見捨ててなんか行けないよ」
4日目と5日目は悪天候だったため、ゴビは主催者の車で移動しましたが、6日目は天候にも恵まれ、レースに復帰。
見事、レオナルドさんと一緒にゴールすることができました。
ちなみに、レオナルドさんの順位は2位でした。
スコットランドに行く日を夢見て…
レオナルドさんは一緒に過酷なレースを走り抜いた相棒のゴビをスコットランドに連れて帰り、自分で飼うことを決意します。
しかし、費用面などの問題から簡単にゴビをスコットランドに連れて帰ることはできません。
そこでレオナルドさんはクラウドファンディングで寄付を募ることにしました。
ゴビは現在、中国に住む大会スタッフの自宅で仮住まいをさせてもらっているとのこと。
資金が集まり次第、すぐにゴビはスコットランドのレオナルドさんの自宅に引き取られるそうです。
早く、大好きなレオナルドさんのおウチに行けるといいね、ゴビ!