【全文レポート】岡田准一、まぶた切れても撮影続行! 『イクサガミ』の舞台裏がすごすぎた…!
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二宮和也「伊藤さんが半裸で…」
3つ目は『撮影現場で印象に残っていること』というトークテーマ。
岡崎さんは、撮影の合間に岡田さんがやっていたことが気になっていたようです。
岡崎:
岡田座長が、休憩中にいっぱい写真を撮ってくれるんですよ。
みんなでふざけてマッチョマンのポーズとかやって(笑)。清原さんとか僕とかふざけててね。
その横に次にシリアスな演技、アクションシーンがある早乙女さんとかいらっしゃって。
で、その早乙女さんは、さすがに大事なシーンが控えているし、やってくれへんやろなと思ったら、満面の笑みでマッチョポーズやってくれたんですよ!
撮影:grape編集部
岡崎:
また、キャスティングの発表がされる時、プロのカメラマンが撮った写真の切り抜きで共演者のみなさんが紹介されていたんですけど、僕の紹介だけなぜか岡田さんが撮影したプライベートショットだったんです…(笑)。
「木にもたれてカッコつけてみよっか」みたいな感じで撮られた写真が採用されていました。
思わず「『イクサガミ』の広報担当どないなっとんねん!」ってツッコミましたね(笑)。
ほかの出演者たちが宣伝用の写真だったのにもかかわらず、岡崎さんの紹介欄だけ岡田さんが撮影したプライベートショットになっていたようですね…。
岡崎さんのツッコミに、岡田さんは「めちゃくちゃポーズを取ってくれたからつい…」と、写真を使った意図を話していました。
ちなみに撮影の様子は、フォトブックに掲載されるそうなので、気になる人は手に取ってみましょう!
また、二宮さんは、伊藤さんがほぼ半裸で撮影に臨んでいたことがとても気になったようで…。
二宮:
撮影している時期は寒かったんですけど、伊藤さんは待機時間のほぼ大半を半裸で待っていたんです。
でも、ほぼ裸で待っている最中に、どうやら英語の勉強していて(笑)。
後ろから見ていたんですけど、無骨の姿で、英語でつぶやいていたんですよ!
撮影:grape編集部
司会者から「半裸のほうが英語は捗るのでしょうか」という質問に伊藤さんは…。
伊藤:
役に集中していたので、その話は忘れたいです(笑)。
英語を使うシーンはなかったですけど、やっぱり世界に羽ばたいていく作品なので、英語でインタビューに答えられるようにしておこうかと思って…。
撮影:grape編集部
そんな伊藤さんにも、撮影中に印象に残っている出来事があるとか。
伊藤:
岐阜県でクライマックスのシーンを2024年の8月2~3日にかけて撮影した時のことです。
僕はちょうど誕生日が8月3日、かつ岐阜出身だったので、その時に撮影できて、すごく幸せを感じていたんですよ。
それで、スタッフのキャストも全員が疲れているにもかかわらず、撮影が終わった瞬間に祝っていただいて、花火も上げていただいたんです。
岡田さんの計らいでやっていただきまして、すごく思い出に残るクライマックスシーンでした。
撮影でアクションシーンが一番多かったという伊藤さん。
岡田さんからアクションの指導を受ける機会も多かったそうですが、過酷な撮影のため体調を崩して、撮影が止まる可能性もあったのだとか。
なんとか配信を迎えた現在、伊藤さんは『イクサガミ』のキャラクターをフィギュア化したいという野望を語りました。
伊藤:
この作品のキャラクターをフィギュアにすることで、ファンにより強く刺さると思います。
僕はこの作品で、サンディエゴで開催されるポップカルチャーイベント『コミック・コンベンション』に立つのが夢です!
そのために英語も勉強していたので、体調を崩した説もありますね(笑)。以後気をつけます。
伊藤さんのジョークで会場の笑いを誘った後、東出さんが岡田さんとの思い出を振り返りました。
東出:
滋賀県の彦根で撮影をしている時に、狭山進之介役を演じる城桧吏(じょう・かいり)くんと話す機会があって。
地方を転々としてホテル生活が続いていたので、ちょっと肩が重くて、僕が「幽霊か何かがついちゃったんじゃないの?」みたいに言っていたら、岡田さんがボソッと「ひこにゃんだ!」って言って(笑)。
「まじ?岡田さんってギャグもすごいの?」って驚きもありました。
撮影:grape編集部
岡田准一「最終話で燃やそうとして…」
4つ目は『撮影を通して一番大変だったこと』というトークテーマ。
役柄的に弓を射る機会が多かった染谷さんは、弓の扱いに苦戦していたことを語りました。
染谷:
今回、自分がやらせてもらったのは、『弓術』という、的ではなく動くものを対象にした、実践的な武術を学ぶことになりました。
岡田さんが弓術の達人を見つけてくださって、すぐにお会いして教えてもらったんですよ。
本当に矢を後ろぴょんと曲げることができて、相手が木の後ろにいても当てられるんです。
もう瞬きしている間に矢をパッと射ってしまうので、自分としては楽しかったですし、日本でもそこまで『弓術』を描いた作品ってなかったので、いい機会になりましたね。
撮影:grape編集部
主演、プロデューサー、アクションコーディネーターの3役を務めた岡田さんは、常に現場にいなければいけなかったのが大変だったと語ります。
岡田:
自分が出ていない時も現場に行くし、アクションシーンやストーリーなどを監督と話し合いながら、みんなが理解できるような形にしていきました。
1つずつ積み重ねていく作業だし、プロデューサーも初めてだったので不安でした。
でも、二宮が「出たい」って言ってくれたように、応援してくれる後輩がいたり、たくさんの人に出てもらったりしたのでみんなに助けられて戦ってこれたかなとは思っています。
『イクサガミ』出演に至った経緯を二宮さんは、次のように語ります。
二宮:
『イクサガミ』の現場を見たいなって気持ちはもちろんあったし、やりたいっていうのはずっと言ってました。
もちろん、岡田さんがいろんな俳優を見て「『それでもやっぱりお前がいいんじゃないか』って思ってくれたら呼んでください」って話だったんですよ。
そうした話をずっとさせていただいてたので、実際に呼ばれて本当に嬉しかったですし、撮影は楽しくてぜいたくな時間でしたよね。
撮影:grape編集部
二宮さんの話を聞いて「世界の人に届くものをみんなで作れたのは、これ以上ない幸せだし、これが最後でもいいと思うつもりで取り組んでました」と語る、岡田さん。
撮影でもっとも緊張感が高かったシーンについても明かしました。
岡田:
やっぱり最終話かな…。
最後、あるシーンで燃やす場面を思いついたんですが、それを提案したらスタッフがポカンとしちゃって。
映像を出して、やりたいことを具体的に言ったんですが、じゃあ一緒に撮影する伊藤さんにどう説明すればいいんだって話になりました。
で、僕が言ったんですよ。「伊藤さん、燃えてみたくないですか」って(笑)。
当時の岡田さんについて、伊藤さんは「岡田さんから発せられる一言ひと言が怖かったんです」と回想しました。
岡田:
スタッフも防火服を着て、火の粉を伊藤さんと2人で浴びながら撮影しました。
「目に入ったらどうすんだ」とか「何かあったら保険は出るのか」とかいろいろ懸念はあったんですが、万全の安全対策をしながら、みんなが一緒に戦ってくれました。現場全体で熱くものづくりができたというのが、すごく宝だなと思っています。
実際に燃えるシーンについて、玉木さんも「道場で僕に嬉しそうに見せてくれた」とエピソードを告白しました。
「日本のみなさんに誇ってもらえるものづくりをしたい」
イベントの終了が迫る中、出演者を代表して、藤井監督と岡田さんからファンに向けてメッセージが送られました。
撮影:grape編集部
藤井:
今日は寒い中、お越しいただきありがとうございました。
今村先生の原作を映像で汚してはいけないし、絶対に映像も一緒に完走できる面白いものにしたいと思って、死に物狂いで岡田さんとスタッフ、キャストのみなさんと走ってきました。
今日から『イクサガミ』はみなさまのものになりますし、生活の一部にエンターテインメントとして残ってくれることを願っております。
撮影:grape編集部
岡田:
みなさん、寒い中、聞いてくださってありがとうございます。この作品は、世界中から注目していただいております。僕もびっくりするぐらいの、世界各国から取材依頼を受けています。
日本のみなさんに、誇ってもらえるものづくりをしたいと僕らは思っていて、みなさんに元気になってもらいたいっていうのを思いながらものを作っています。
この作品がみなさんの誇りとなって「日本人、頑張れるよね」「いいものを世界に届けれるよね」みたいな気持ちにつながってくれたら嬉しいなと思います。一気見していただいて「面白かったよね」ってみんなで話してもらえることが幸せです。
これから見られる人もいらっしゃると思いますので、ぜひ楽しんでみてください。
最後は会場全体で「はじめぇ!」と『蟲毒』スタートの合図を叫んで、イベントは終了しました。
撮影:grape編集部
『イクサガミ』は、『Netflix』で絶賛配信中です。
世界に誇るアクション大作を目にしたい人は、要チェックですよ!
[文・構成・取材/grape編集部]