男子校が宝塚を熱演!東海中学・高等学校の『カヅラカタ』が素晴らしい
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女性のみで構成されており、100年以上の歴史を誇る『宝塚歌劇団』。
数多くの作品の中でも、ウィーン発のミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞-』は20年間愛され続けている大ヒット公演です。
2016年10月8日、そんな『エリザベート』の公演が名古屋市内の学校で行なわれました。
特有の濃いメイクにきらびやかな雰囲気・・・ですが、舞台上にいたのは男性!しかも、学生だったのです。
男子校の生徒が宝塚歌劇団に!?『エリザベート』を上演
彼らの正体は、愛知県の進学校である東海中学校・高等学校の学生。男子校ですが、宝塚歌劇団の舞台を再現しているのです!
ウォーターボーイズに感銘を受け、13年前に始まった『カヅラカタ歌劇団』。今や全国から何千通もの応募が殺到し、チケットが数分で完売するほどの大人気劇団に!
公演の最後に披露される『フィナーレ』のパレード場面がコチラ。宝塚歌劇団の音源に合わせ、シャンシャンを手に持って素敵な歌声を披露しています。
宝塚歌劇を見たことがある方ならわかると思いますが、シャンシャンの持ち方やお辞儀の仕方など、とにかく再現度がすごいです・・・!
こちらは、同じくフィナーレで行なわれるトップスターとトップ娘役のデュエットダンス。
2人とも男性ですが、難易度の高いリフト(男役が娘役を抱きかかえて回ること)をこなしています!
男役の群舞やロケット(ラインダンスのこと)といった、ハードなダンスもキレよくこなしています。本編は撮影禁止とのことですが、これは生で見てみたくなってしまいますね。
ちなみに、演奏の7割ほどは東海中高オーケストラ部による生演奏!今まではそんなに多くなかったのですが、今回は生演奏を増やす初めての試みだったのだそうです。
さらに、この日は宝塚版『エリザベート』で潤色・演出を務めた小池修一郎さんと、初代トートを演じられた一路真輝さんの姿も!サプライズゲストとして会場を沸かし、一路さんは生歌も披露する大サービスだったのだとか。
過去の公演もスゴイ
昨年は、宝塚歌劇で2003年に初演が行なわれたレビュー『Joyful!!』を披露。
他にも、『維新回天・竜馬伝!』『Shining Rhythm!』や『眠らない男・ナポレオン -愛と栄光の涯に-』といった宝塚歌劇団の名作を上演していました。
ちなみに、パンフレットのデザインも完璧に再現しています。衣装のクオリティもすごいですね・・・。
カヅラカタ歌劇団は、過去にも『エリザベート』を上演しています。これを機にファンになった方も、近い将来『エリザベート』を生で見ることができるかも・・・!?
合宿も行い、多忙な学生生活の中でハードな練習をこなしているカヅラカタ歌劇団のメンバーたち。ぜひ、彼らの熱意あふれる舞台をご覧になってください。
東海高校カヅラカタ歌劇団