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ジブリの色を生み出した女性、逝く 『ナウシカ』から『風立ちぬ』まで

By - grape編集部  公開:  更新:

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提供:産経新聞社

スタジオジブリで約30年間色彩設計を担当した、保田道世さんが2016年10月5日、亡くなりました。77歳でした。

保田道世さんは「風の谷のナウシカ」でジブリ作品に参加。以来『天空の城ラピュタ』や『千と千尋の神隠し』、『風立ちぬ』までジブリ長編映画のほぼすべてでキャラクターの表情や服の色絵を決める色彩設計を担当。

宮崎駿監督からは「戦友」、高畑勲監督からは「同志」、そして『攻殻機動隊』などで知られる押井守監督からは「強烈なおばさん」と評された女性です。

ジブリの美しく艶やかな色は保田さんが生み出してきました。

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出典:Amazon

その仕事ぶりは書籍化も。本の中では色のプロフェッショナルとして高い意識で仕事をされる保田さんを感じることが出来ます。

これまで沢山の美しい作品をありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

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