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一度は食べてみたい! まだまだあるジブリ映画の『飯テロシーン』

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:スタジオジブリ

スタジオジブリの映画といえば心躍る物語に美麗なグラフィック、そして思わずお腹が鳴ってしまう印象的な食事シーンですよね!

通称『ジブリ飯』とも呼ばれ、一度見たら忘れられない魅力を持つ食事シーンを持つジブリ作品を厳選してご紹介します。

実はまだまだある! 魅惑の『ジブリ飯』の世界へご案内

まずは、1988年公開、スタジオジブリのマスコット的立ち位置の名キャラクターが登場する心温まる物語『となりのトトロ』です。

宮崎駿さんが原案・脚本・監督を務めた本作。片田舎で戦後を生き抜く主人公の少女たちのかわいらしさや、日本の原風景、そしてそこに息づく不思議で神秘的な存在である『トトロ』たちの愛らしさは、今や世界にも知られるものとなりましたよね。

本作には、サツキがこしらえるピンクの桜でんぶが食欲そそるお弁当を作るシーンがあり、そちらも魅力的なのですが、今回推したいのは、近所に住むばあちゃんに連れられて姉妹が収穫した、みずみずしい夏野菜!

川の水で冷やしたきゅうりをメイがパキッと噛み砕くシーンは、思わず「食べたい!」と思わされますよね。

次は、1989年公開の大ヒットファンタジー映画『魔女の宅急便』です。

作家・角野栄子の同名児童文学シリーズを宮崎駿が脚本・監督を担当した本作。主演の魔女の少女・キキ役には、『名探偵コナン』でおなじみの高山みなみさんをキャスティングしています。

本作で一番印象に残るのは『ニシンとかぼちゃのパイ』のシーンでしょう。

キキに宅配を依頼したのは、孫の誕生日パーティ用にパイを用意したおばあさん。不調なオーブンの代わりに、使っていなかった古い薪釜でなんとかパイを焼き上げます。

苦労して届けたキキでしたが、なんと当の孫娘に「あたしこのパイ嫌いなのよね」と一蹴されてしまうのでした。

次は、2001年公開、スタジオジブリ史上最大のヒット作となったファンタジー作品『千と千尋の神隠し』です。

第75回アカデミー賞で見事長編アニメーション賞に輝いたほか、第52回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞するなど、本作は日本のみならず世界でも高い評価を獲得しました。

『神様用の異界の食べ物』を千尋の両親が食べてしまう物語序盤のシーンもさることながら、多くの人の心に残るのは、ハクが持ってきてくれた塩むすびを、千尋が泣きながら頬張るシーンでしょう。

この上なくシンプルでありながら、心も胃袋も満たされるようなパワーに満ちた名食事シーンです。

ジブリ映画の食事シーンは、単に詳細に書き込まれているだけではなく、その料理を食べたキャラクターの表情や、食卓の空気感など、思わず匂いや味まで感じられそうな巧みな演出があるからこそ、心に残るのかもしれませんね!


[文・構成/grape編集部]

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