「帝王切開は母の甘え」と言い放った夫 妊娠6ヶ月の友人が受けた言葉
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- 出典
- @guutaraco






ある日、妊娠6ヶ月の友人と話をしていた、ぐうたらこさん(@guutaraco)。
「安定期に入って、幸せな時期だろうなぁ」と温かい気持ちでいたのですが、友人の話を聞いているうちに表情が曇りました。
なぜなら、友人の夫がとんでもない言葉を発していたことを知ったからです。
「帝王切開は母の甘え?」夫の言葉に凍りつく
持病の内疾患による手術痕がある友人。そんな友人に、ある日彼女の夫はこう言ったそうです。
「手術痕なら仕方がないけど、帝王切開で傷とか絶対ダメだからね」
妊娠6ヶ月といえば、お腹の膨らみが目に見えて大きくなり、胎動も感じ始める時期です。そんな時期に、お腹の子の父親からこの言葉を告げられた友人の気持ちを思うと、言葉を失います。
「母親のせいで帝王切開になるんじゃないよ」と言った友人。しかし、夫から返ってきたのはこんな言葉でした。
「知らんし」
この「知らんし」が「知らなかった」という意味なのか、「知ったこっちゃない」という意味なのかはわかりません。しかし夫として、未来の父親としてあまりにも無責任な言葉のように感じます。
自分の体を守るために受けた過去の手術でさえ、夫から「ダメ」と断言されてしまったのですから。友人がどれほど傷ついたか、想像するだけで言葉が出ません。
そもそも帝王切開は、普通分娩だと母体と赤ちゃんの命に危険があるため選択されることがほとんどであり、お母さんが「ラクだから」と選ぶのではありません。
「帝王切開は母親の甘えのせい」と本気で言ってる人がまだいるなんて…。
友人の話を聞き、ぐうたらこさんは愕然とします。時代遅れも甚だしい考えの人がまだ存在しているということ。そんな人が友人の夫だということに…。
そして、そもそも好きで付けたわけではない過去の手術痕もなぜ夫に『良い』とか『ダメ』とジャッジされなければいけないのか…と。
帝王切開は決して『ラク』というわけではない
日本で帝王切開をする妊婦さんは、およそ1/5。手術前から決まっているケースもあれば、普通分娩の途中に帝王切開に切り替えられるケースもあります。
赤ちゃんの安全を考慮した出産方法なうえ、普通分娩に比べると短時間で済む帝王切開。しかし、だからといって決して『ラク』というわけではありません。
帝王切開がお母さんに与える負担は大きいため、母体死亡率は普通分娩の4~10倍と言われています。また、回復に時間がかかるため退院も遅くなります。
お腹を切開する手術である以上、術後の痛みは相当なものです。出産直後から赤ちゃんのお世話が始まるなかで、その痛みと向き合いながら回復に努めるお母さんたちがいます。
どんな方法でも、出産は命がけの作業
普通分娩、帝王切開、無痛分娩…。どれも、お母さんにとっては新しい命を生み出す作業であることに違いはありません。
どの出産方法でも、赤ちゃんが生まれるまでたくさんの苦労を乗り越えなくてはなりませんし、最悪の場合お母さんが命を落とす可能性もあります。
それでも世界中のお母さんが子どもを産むのは、「わが子に会いたい」という愛があるからこそだと思います。
パートナーとして知っておきたいこと
出産方法は、医師と妊婦さん本人が相談して決めるものです。夫やパートナーが「この方法にしろ」「あの方法はダメ」と口を挟む性質のものではありません。
妊娠中のパートナーが安心して出産に臨めるよう、正しい知識を持って寄り添うことが、夫や家族に求められる姿勢です。
出産方法に対する勘違いや偏見は、残念ながら未だになくなっていません。もし周囲に間違った考えの人がいたら、教えてあげることが大切です。
また、ぐうたらこさんは自身のブログに今回の件に対する思いを吐露しています。ぜひ、ご覧になってください。
帝王切開を軽く見ちゃイヤン|子育てってなんだよ(楽)!
[文・構成/grape編集部]