「知らんがなですよ。でも」番組が拡散した『誤報』に、松本人志がコメント By - grape編集部 公開:2017-06-08 更新:2018-05-22 ワイドナショー松本人志 Share Post LINE はてな コメント 2017年5月28日に放送されたフジテレビ系情報番組『ワイドナショー』で紹介された宮崎駿監督の過去の引退発言集。 実はこれがネット上で話題になっていた『ネタツイート』を引用したものであったことが発覚しています。 これに伴い、6月4日の放送では出演者一同が番組で謝罪。レギュラーコメンテーターの松本人志さんが独自の見解と今後の対応について語りました。 共演者も驚いた松本さんの覚悟 ことの発端は、5月28日の放送回で、宮崎監督が引退を撤回して、長編アニメ映画製作をすることを報じた際のこと。 番組では宮崎監督の過去の引退発言をまとめたものをフリップで紹介。「過去11作品を監督したうち7度も引退発言をしていた」と説明するも、そういった事実はありませんでした。 さらには、引退発言集自体がネット上で話題になった『ネタツイート』をソースにまとめたものだったのです。 この失態にふれたアシスタントMCの秋元優里アナウンサーが「宮崎氏及び関係者の皆様にご迷惑をおかけしました。そして視聴者の皆様に誤解を与えてしまった事、深くお詫び申し上げます」と謝罪。共演者たちも頭を下げました。 今回の誤報について、松本さんは第一声で「こういうことがあった時にスタッフに丸投げするのは嫌なんですよ」とコメントし、続けてこのようなことを語っています。 正直いうと「知らんがな」ですよ。だって我々は与えられた情報をしゃべるしかないので…。 事前にフリップを見たわけでもないですし、僕はそこまで(宮崎監督について)詳しいわけではないから、(フリップで)ああいわれると我々はそれを信じて喋るしかないんですよ。 それをやめるならば、東野も俺も何時間も前にスタジオに入ってニュースを全部決めて、文言も全部確認して、裏取りもしないといけない。そんなことできるわけないし、我々の仕事ではないので…。 ワイドナショー ーより引用 自身の立場と自力では回避しようがなかった出来事であったと説明しています。 しかし、松本さんは「なんですけど、だからといって我々は知らんわというのはなんとなく嫌いなので」と、前置きしたうえで今後の対応についてこのように語っています。 今度、もしこういうことがあった時は『ワイドナショー』を降りようと思っているんですよ。 ワイドナショー ーより引用 この松本さんの突然の爆弾発言には、共演者も驚愕。 MCの東野幸治さんも「ちょっと、待ってください。ボケなのかマジなのかどっちなんですか」と、松本さんに訊ねました。 松本さんは「マジです」と即答。 共演者たちが松本さんの決意に驚きの声を上げる中、松本さんはその声をさえぎるように「責任をとるという意味じゃないですよ。そんなかっこいいことではなくて」と、この引退を覚悟した発言の真意を次のように説明しています。 それぐらい失敗のないように緊張感を持って。ニュースを扱うとは、そういうことなんだということをやらないといけないなということ。 今後こういうことがあった時は降ります。 僕はそれで、みんなの緊張感が高まればいいかなと思います。 ワイドナショー ーより引用 テレビ番組でニュースを報じる立場としてそれぐらいの責任感を持って、報じなければならないという覚悟を伝えた松本さん。 そして、自身がこのような発言をすることでスタッフたちも緊張感を持って仕事をしてほしいというメッセージを伝えました。 この松本さんの発言に対し、さまざまな意見が寄せられます。 そこまで考えて、番組に臨んでいるのはスゴいと思う。 松本さん1人の責任ではないから、番組を降りなくてもいいとは思うけど、スタッフにはいい刺激になったはず。 とても大切なこと。ニュースを取り扱うということは、こういった覚悟を伴うべき。 ちなみに1990年代にフジテレビ系で放送されていたダウンタウンのレギュラーバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』は、ちょっとしたトラブルからフジテレビと松本さんの関係が悪化し、番組が打ち切りになったといわれています。 どんなことにもこだわり、妥協をしない…そういった姿勢が長く芸能界で活躍し続けられる理由なのかもしれませんね。 [文・構成/grape編集部] 出典 ワイドナショー Share Post LINE はてな コメント
2017年5月28日に放送されたフジテレビ系情報番組『ワイドナショー』で紹介された宮崎駿監督の過去の引退発言集。
実はこれがネット上で話題になっていた『ネタツイート』を引用したものであったことが発覚しています。
これに伴い、6月4日の放送では出演者一同が番組で謝罪。レギュラーコメンテーターの松本人志さんが独自の見解と今後の対応について語りました。
共演者も驚いた松本さんの覚悟
ことの発端は、5月28日の放送回で、宮崎監督が引退を撤回して、長編アニメ映画製作をすることを報じた際のこと。
番組では宮崎監督の過去の引退発言をまとめたものをフリップで紹介。「過去11作品を監督したうち7度も引退発言をしていた」と説明するも、そういった事実はありませんでした。
さらには、引退発言集自体がネット上で話題になった『ネタツイート』をソースにまとめたものだったのです。
この失態にふれたアシスタントMCの秋元優里アナウンサーが「宮崎氏及び関係者の皆様にご迷惑をおかけしました。そして視聴者の皆様に誤解を与えてしまった事、深くお詫び申し上げます」と謝罪。共演者たちも頭を下げました。
今回の誤報について、松本さんは第一声で「こういうことがあった時にスタッフに丸投げするのは嫌なんですよ」とコメントし、続けてこのようなことを語っています。
自身の立場と自力では回避しようがなかった出来事であったと説明しています。
しかし、松本さんは「なんですけど、だからといって我々は知らんわというのはなんとなく嫌いなので」と、前置きしたうえで今後の対応についてこのように語っています。
この松本さんの突然の爆弾発言には、共演者も驚愕。
MCの東野幸治さんも「ちょっと、待ってください。ボケなのかマジなのかどっちなんですか」と、松本さんに訊ねました。
松本さんは「マジです」と即答。
共演者たちが松本さんの決意に驚きの声を上げる中、松本さんはその声をさえぎるように「責任をとるという意味じゃないですよ。そんなかっこいいことではなくて」と、この引退を覚悟した発言の真意を次のように説明しています。
テレビ番組でニュースを報じる立場としてそれぐらいの責任感を持って、報じなければならないという覚悟を伝えた松本さん。
そして、自身がこのような発言をすることでスタッフたちも緊張感を持って仕事をしてほしいというメッセージを伝えました。
この松本さんの発言に対し、さまざまな意見が寄せられます。
ちなみに1990年代にフジテレビ系で放送されていたダウンタウンのレギュラーバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』は、ちょっとしたトラブルからフジテレビと松本さんの関係が悪化し、番組が打ち切りになったといわれています。
どんなことにもこだわり、妥協をしない…そういった姿勢が長く芸能界で活躍し続けられる理由なのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]