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「やっても地獄、やらなくても地獄」 沢田研二のドタキャンに松本人志が持論

By - grape編集部  公開:  更新:

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2018年10月21日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に松本人志さんが出演。

歌手の沢田研二さんが起こした『ドタキャン騒動』について持論を展開しました。

松本人志「『やめないだろう』って思っているのが嫌」

沢田さんは、17日に『さいたまスーパーアリーナ』で行われるはずだったコンサートを急きょ中止。

その理由を「動員に関する契約上の問題」と明かしています。

コンサートを行うイベンターから「9千人集める」と聞いていた沢田さん。公演当日のリハーサルの段階で、本来座席がある場所に幕がかけられていたことから、空席が多いことに気付いたそうです。

「約束が違う」ということから自身の意地を通して、沢田さんはコンサートの中止を決断。その後、テレビの取材を受けて、ファンへ謝罪の言葉を送っていました。

沢田さんに対してネット上では「プロ意識がない」などの声も上がっていますが、松本さんは自身の体験も交えて今回の件について語りました。

結構『芸能界あるある』ですよね。

僕らはコンサートなんてやらないですけど、スタッフが「これで…どうたら」とか楽屋に来てお願いされて、「いや、僕長い経験で分かるから、それうまくいかないですよ」っていうたら「いや、大丈夫です!絶対こっちが何とかするんで!」(といわれ)「ホンマやろな!?」ってフタ開けたら「すいません…」みたいな(ことがある)。

ワイドナショー ーより引用

松本さんの話に、タレントのヒロミさんは「それでも俺たちはしょうがないからやってしまう」と共感していました。

さらに松本さんは、「イベンター側のやりかたも許せない」と話します。

お客さんが集まらないと分かっていたのは、実はもうだいぶ前から分かっていたはずなんですよ。

それを(イベンターは)黙っていたんですよ。当日に分かってもそれはさすがに「(沢田さんも)やめないだろう」とふんでいた感じも僕は嫌だし。

ワイドナショー ーより引用

さらに松本さんは「プロ意識」についても言及します。

プロ意識をいうなら

松本さんは、「プロ意識を持つべきなのは出演者だけでなく、主催者側も同じだ」と持論を展開します。

「プロならちゃんと歌えよ」っていう意見もあるかもしれないけど、プロいいだすなら、イベンターもプロ意識はどうなんだって話になるんですよ。

プロならちゃんと約束したなら、ちゃんと満杯にしたってくれよっていうね。

それができなかったのに、なんでこっちはプロ意識を追及されるのか…。

だって歌いながら、客がバラバラでスッカスカやったら、「俺いったよね、俺いったよね…」ですよ。

絶対パフォーマンスできないですよ。2階バーン見ても「俺いったよね」って…。

でもこれね、ガラガラのままね、ジュリーが「プロとしてやるよ」ってやったらやったでね、どっかの週刊誌は「ジュリーのコンサートは客席ガラガラ」って絶対悪意を持って書くからね。

やっても地獄、やらなくても地獄なんですけど、同じ地獄なら自分の意思を貫いたほうがいいですよね。

ワイドナショー ーより引用

コンサートを中止した沢田さんに共感を示した松本さん。

松本さんの意見に対して、ネット上ではこのような声が上がっていました。

・これは松本さんに同意。イベンターが無理やり進めた企画で約束破ってなし崩しで進めようとするなんて、あまりにも不誠実すぎる。

・本当にそう思います。苦渋の選択だったんでしょうね。

・いっていることは間違ってないけど、客には関係のないことですよね。

・沢田さんは謝罪しているけど、イベンターが何もいわないことに違和感がある。自分たちのことなのに。

・確かに、表に出ている人が全部やっているわけではないですからね。

プロとして、どういった対応をとることが正解だったのかは多くの意見があるでしょう。

しかし、何よりも大切なのは、コンサートを楽しみにしていたファンの気持ちです。沢田さんが、今後ファンに対してどう対応するのかが注目されます。

【お詫びと訂正】2018年10月23日 10時30分

本記事のタイトルにて、誤解を招く表現がございました。お詫びして訂正します。


[文・構成/grape編集部]

出典
ワイドナショー

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