「重いランドセルで鍛えないと」の批判に、安藤優子が苦言 「本当それ」「同意」の声
公開: 更新:
快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。
ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。
- 出典
- ワイドナショー
grape [グレイプ] entertainment
2022年5月、栃木県に住む小学生たちが、ランドセルをキャリーバッグのように運ぶ『さんぽセル』を発案し、ネットで話題になりました。
荷物が重すぎたり、ランドセルが身体に合わなかったりすると心身に支障をきたし、通称『ランドセル症候群』になる可能性も。
実際にランドセルで大変な思いをしている子供は少なくないようで、『さんぽセル』の注文は殺到し、予約が数か月待ちになるほどの人気を博しています。
しかし、ネットで『さんぽセル』が取り上げられると、大人からアイディアや子供たちに対する批判の声が上がりました。
アイディアをネットで叩かれた小学生 反論に「スカッとした」「キレキレで最高」
アイディアに対する批判だけでなく、中には発案者である小学生たちをバカにするようなコメントも。
大人から寄せられた批判の声に対し、小学生らが正論で切り返す姿勢に称賛の声が上がりました。
安藤優子、大人の『さんぽセル批判』に苦笑
同年6月12日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、『さんぽセル』について特集。
小学生らが反論した『さんぽセル』への批判には、こういったコメントもありました。
「ランドセルは重いけど、楽をしたら筋力が下がってイカン!身体も心も鍛えないと」
このコメントを投稿した人は、ランドセルを身に着けることで体力をつけたり、忍耐力を上げたりする効果があると考えているのでしょう。
そんな意見に対し、コメンテーターとして出演する安藤優子アナウンサーは、このように考えを述べました。
小学生のアイディアを称賛した上で、批判をした大人に「どんな発想をしているのかが理解できない」と苦笑した、安藤さん。
安藤さんのいう通り、小学生が通学時に心身を鍛える意味はあるのでしょうか。そもそも、ランドセルで鍛える必要はあるのかが疑問です。
この意見に対し、発案した小学生は「灯油缶を遠くに運ぶ時、大人は鍛えるために背負うの?きっとタイヤで運ぶと思う」と反論しています。
安藤さんも同様に、苦労を美徳とし、他人に強制する考えが理解できなかったのでしょう。
【ネットの声】
・本当に発想が謎すぎる。いつからランドセルはトレーニング器具になったんだ…?
・同意です。成長過程の子供は、鍛えるよりも身体の成長を大切にするほうが重要だと思う。
・「鍛えろ!」っていってる人は、どんなに重い荷物も背負っているのか?
重いランドセルで苦労する気持ちは、実際にその状況下に置かれている子供が一番よく分かるはず。
当事者の考えを尊重しているからこそ、『さんぽセル』は多くの注文が寄せられているのでしょう。
[文・構成/grape編集部]