宿題が苦手な発達障害の息子 プリントに『ひと工夫』を施すと? 「発想の転換」「大人にも通じる」
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- 出典
- @tictakmom
たくさんのタスクを前にすると、やらなくてはいけないのに、やる気が起こらなくなってしまった経験は誰しもあるでしょう。
「何から手を付けたらいいのか分からない」と感じると、取り組むことがますます億劫になってしまいますね。
「宿題がしんどい」を解決した、ひと工夫
小学4年生の息子さんを育てる、もしゃもしゃ(@tictakmom)さん。
息子さんは多動などの特性がある発達障害を抱えており、集中して物事に取り組むことが難しい時があります。
そんな息子さんが苦手としているのが、宿題のプリント。
計算問題がずらっとならんだプリントを見ると、癇癪(かんしゃく)を起こしてしまう場合もあるそうです。
どうやって宿題に取り組ませたらよいか、頭を悩ませていた投稿者さんは、家庭教師をしている友人に相談をしました。
すると友人は計算問題のプリントを持ってくるよういったそうです。
いわれた通りにプリントを渡すと、なんとその場で破きはじめて…。
「20問あるからしんどい。1問ずつにするとどんどんやる」
友人は一度に取り組む問題数を減らし、解いたら次の問題がもらえる『おかわり方式』にすることをすすめました。
投稿者さんが助言に従い1枚のプリントを切って分けてみたところ、息子さんはゲーム感覚で取り組めるようになったといいます。
確かにこの方法であれば「少し頑張ればできる」という達成感が味わえ、やる気を持続させることができそうですね!
投稿は拡散され、「参考になる」といった声が多数上がっていました。
・すごい!さっそく我が子にも試してみます。
・見るべきは『目の前の問題』ですね。社会人の仕事の仕方にも通じます。
・これはいい方法!『わんこそば宿題法』と命名したい。
・まさに発想の転換!集中する時間が短く済む、素晴らしいアイデアだと思いました。
「これくらいなら無理なくできる」の基準は、人それぞれ。
何事も意欲を持って取り組めるよう、乗り越えられるハードルを設定することが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]