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松本人志、『TV業界の現状』へ苦言  その持論に「分かる」「確かに」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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2019年1月6日に放送された、情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、『2019年、どうなる?TV番組』を特集。

台頭しているネット配信番組やYouTube動画に対し、TV番組は今後どのようにすべきか出演者が意見を交換しました。

松本人志、TV番組の今後に警鐘を鳴らす

出演者の1人であるバカリズムさんは、制作側からも「ネットに負けている」「昔のTVはよかった」といった、悲しい話が出がちな現状をなげきます。

また、若者の関心がTVからYouTubeに移っていることも危惧しているといいます。

そういった制作側の不安に対し、スタジオの出演者からは「悲観的すぎてはないか」「ネットを気にしすぎている」といった声が上がりました。

『ダウンタウン』の松本人志さんは、「主導権を視聴者からTV局が取り戻すことが大事」と力説。そして、最近のTV番組についてこういいました。

スピード違反を起こさないような番組ばっかりで。

制限速度60kmっていわれてるのに、もう50(km)も出さないですもんね!30、40kmしか出さない番組で。

スピード違反をする番組って、もう『水曜日のダウンタウン』くらいですよねー。もう免停になると思うんですけど。

ワイドナショー ーより引用

自身の冠番組である『水曜日のダウンタウン』(TBS系)を、常識やルールを破った『スピード違反番組』と称した松本さん。

TV業界の現状をうれいながら、「ルールを破ることが地上波の面白さ、ルールを守ることがネット配信番組の面白さ」と持論を展開します。

また、制作側のやる気不足や、テレビ局による足の引っ張り合いに苦言をていしました。

松本人志の持論に対する、ネットの反応

・視聴者を気にしすぎっていうのは同意。もっと作り手が強気でいいと思う。

・いまはまだTVの影響力が大きいと思うけど、10、20年後はどうなってるんだろう。

・いや、でもルール違反前提の面白さってどうなの?

・『水曜日のダウンタウン』はスピード違反というより、もはや飲酒運転レベルでは?

・芸能人よりYouTuberが面白いって思う若者は多いし、なんとかしないとヤバそう。

もちろん松本さんがいう『ルール違反』とは、ギリギリのラインを攻める言動を指すのであって、法律を破るというわけではないでしょう。

よくいえば規則正しく、悪くいえば潔癖になっている現代。白と黒をハッキリと分けてしまうのは、「つまらない世の中」につながってしまうのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ワイドナショー

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