山口達也は『ハニートラップ』にはめられたのか？　松本人志の意見に賛同多数

２０１８年４月２９日に放送された情報番組『ワイドナショー』（フジテレビ系）で、コメンテーターを務めている松本人志さん。山口達也さんの行動を擁護するような、世間のある声に対して苦言を呈しました。

被害者を怪しむ声に、待った！

番組では、アイドルグループ・TOKIOの山口さんが強制わいせつ容疑で書類送検された件について触れます。

その中で、被害者が山口さんに電話で呼び出されていることから、高校生に電話番号を聞くことは普通かどうかが話題になりました。

「聞いたとしても、番組が終わってからご飯に行くくらい」という意見に対して、松本さんは「高校生に電話番号は聞かないって」と自分の考えを主張。

また次のように言葉を続け、ことの発端にある違和感を深掘りしました。

この言葉に対し、東野幸治さんが「気の合う仲間ということで、お酒に酔った勢いもあって聞いたのだろう」という発言。すると、松本さんは遮るように…。

山口さんが被害者に接近した動機に、強い口調で疑問を投げかけました。

そして松本さんは、「被害者は山口さんのことをハニートラップにかけたのだ」と一方的に決め付ける世間の声にも反論。

以下のように述べています。

『ハニートラップ』とは、色仕掛けで相手を罠にかけること。

今回の騒動にあてはめ「被害者は最初から、山口さんを芸能界から追い出す目論見があったのだろう」「弱みを握ったり、ゆすったりするために近付いたんだ」と見ている人たちが、少なからずいるようです。

しかし報道内容を考えれば、「罠を仕掛けたのは被害者ではなく、呼び出した山口さんのほうだといえる」と松本さんは視聴者に伝えたかったのではないでしょうか。

松本さんの発言に対して、SNS上では賛同する声が多数上がりました。

事件が起こると、ネットには無責任なコメントがたくさん投稿されます。

時には、刺激的な意見に興味を惹かれることもあるかもしれません。

しかし、そのコメントが被害者まで届き、傷付けることもあるのだということを私たちは忘れてはならないでしょう。

---

[文・構成／grape編集部]