『謝罪会見』を見た芸人たちの反応は…　伊達みきお、太田光などが想いを語る

今日ほど吉本であったことを嫌なことはないんですけど。

宮迫さんと亮さんの言葉に絶対ウソはないなって正直思いましたけど、宮迫さんと亮さんが本当に覚悟して、全部洗いざらいしゃべりはったし、僕らが大好きな先輩２人がああいう覚悟でしゃべらなあかん状況になったことがすごい悲しいなと思います。

なんで吉本はずっと記者会見させたくなかったのか、その理由をちゃんと説明してほしいなって僕も自分の会社ですけど思いますね。

僕も宮迫はよく覚悟してやったなと思ってみていたんですけど、本当に芸人にとって一番つらいのは舞台を奪われるということなんですよ。

客前に立てなくなるということが何よりつらい。

会見が彼らにとって舞台だったと思うのね。お客さんの前で、自分たちの言葉で話したいというのが、みんなお笑い芸人はほしくて芸人やっているわけで、それを奪われるというのは、我慢できなかったんだと思う。

だから、それを奪っちゃったら、そりゃ反乱しますよ。そこが多分、会社側が甘く見たんじゃないかなって思うんだよね。

無期限謹慎のスリムクラブとか、２７００とか、あとほかの芸人とか、つらいと思うし、もしも会見をしたいというのならさせてあげたいと思うし、いまどうゆう状況か分からないと思うんで、吉本の社員も連絡とか、電話であったりとか、メールであったりとか１日に１回、２回は連絡してあげてほしいなと思う。

あと、吉本興業の横柄な態度っていうのを気になったという人がいらっしゃったら、スタッフのみなさんとか、所属のタレントさんだとか、一般のかたでもいいんですけど、僕とか松本さんとか、今田さんとか、浜田さんとか、さんまさんとかいっていただいたら上のほうに話しやすいので、ぜひいってほしいと思います。

今日のライブ中。
楽屋では、宮迫さんと亮さんの会見をみんなで見た。
とってもお世話になった大好きな先輩２人。

顔つき、雰囲気、とてもいつもの二人とは思えない…腹を決めた表情。
心からの
『申し訳ありませんでした』。
何度も。

僕は、沢山の方にしっかりと今の気持ちが伝わったと思います。

東北の震災直後、僕らの楽屋に宮迫さんが一人で来られて…地元大変やったな…時間かかりそうやな…と。
しばらく楽屋でお話させて頂き、報道を見ておくさんと色々話して持ってきたからと、数百万円の義援金を僕らに託してくれました。

亮さんも、よく喫煙所でお会いする度に『東北どうなん？こないだ行って来たよ』『何か俺に出来る事があったら遠慮なく言ってな』といつも言ってくれた。
こういう、背中を押してくれたお笑いの先輩がいたからこそ、震災関連の応援を表立って出来た。
本当に優しい気持ちをもった先輩。

だからこそ、知らなかったとはいえやってしまった過ちを…とにかく１日でも早く世間の皆様や被害者の方々に謝罪したかったんだと思う。

宮迫さんも亮さんも、引退した訳ではないので、いつかまた一緒に笑いを作りたい。