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菅田将暉も納得 甲本ヒロトの『ある言葉』に「これは名言」「心に刺さった」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

バンド『THE BLUE HEARTS』や『ザ・クロマニヨンズ』のボーカルを務める甲本ヒロトさんが、2020年11月21日に放送されたバラエティ番組『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(フジテレビ系)に出演しました。

お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんとタレントの中居正広さんが『会わせてみたい2人』をマッチングするこの番組。甲本さんとの対談相手には、俳優の菅田将暉さんを選びました。

歌手活動もする菅田さんにとって、甲本さんとの対談は大きな刺激だったようです。

菅田将暉も納得した、現代の音楽の特徴とは

甲本さんが、今のデジタル時代の音楽について聞かれると、アナログ時代とは大きく違う点を挙げました。

1つ違うのは、アナログ世代とデジタル世代の違いの違いを1か所感じるのは歌詞を聞きすぎ。若い人は。

アナログの頃って、僕ら音で全部聞いてた。だから洋楽だろうがなんだろうが全部かっこよかった。

意味はどうでもよかった。例えば僕はロックンロールが僕を元気にしてくれたけど元気付けるような歌詞なんか1つもないんだよ。関係ないんだよそんなこと。

「お前に未来はない」とか歌ってるんだよ。No future for youとか。それ聴いて「よし、今日も学校行こう」って思っていったの。だから関係ない。

デジタルになると情報としてきれいに入ってきちゃって歌詞の文字を追いすぎているような、ちょっとだけする。

まつもtoなかい ~マッチングな夜~  ーより引用

すぐにネットで歌詞の検索や、英語の意味を調べられるようになったことで、音より歌詞に注目しすぎていることを指摘した甲本さん。

これには、菅田さんも「どういう意味なんだろうってすぐ調べちゃう」と納得し、感心している様子を見せていました。

甲本ヒロトのコメントに共感の声が続出

また、同世代の松本さんから「どこを目標に向かっていますか」と夢を聞かれた甲本さん。

「考えたことがなく、質問されるたびに考える」と前置きしつつこのようにコメントしました。

「バンドがやりたい」って思った。それが夢なんだと思った。

1つ、いろんな人の話を聞いていると、「お前の夢は何だ」っていうと、「バンドやってお金持ちになりたい」とか「バンドやって有名になりたい」とか2ついう。1個にしとけ。金持ちになりたいならバンドは捨てろと。

金持ちになりたいにしろよ。有名になりたいなら有名になりたいっていえよ。

そのための手段としてのバンドだったらなんでもいいじゃん。

不動産勉強して、お金持ちになってもいいし、悪いことして犯罪すれば新聞載って有名になるよ。

手段だろ、そうじゃないんだよ、夢っていうのは目的なんじゃないかって。僕は思うんです。

そう考えると、僕は10代の頃バンドを始めて瞬間に叶ってる。そして今もやってるからずっと叶ってる。もうずっとこのまんまでいいんです。

まつもtoなかい ~マッチングな夜~  ーより引用

甲本さんは、夢は1つに絞り、バンドを手段にするのではなく目的にするべきと語りました。

甲本さんのコメントが心に響いた視聴者は多く、ネット上ではさまざまな声が上がっています。

・これは名言。「夢は1個にしておけ」という言葉にハッとした。

・やっぱり最高だわ。リスペクトしかない。

・心に刺さった。甲本さんの言葉はしびれる。

熱いロック魂で語った甲本さんの言葉は、幅広い世代に届いたようです。


[文・構成/grape編集部]

出典
まつもtoなかい ~マッチングな夜~

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