会社を辞め、家を売った青年が唯一残したもの 1人と1匹の旅に、心温まる
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
白いバンに乗り、オーストラリア付近を旅しているリッチさん。
彼のノープランな旅は、2015年の5月に、故郷のホバートを出発したところから始まりました。
2014年ごろ、10年近く勤めた会社を辞め、住んでいた家を売ったリッチさん。バンに入りきるだけの荷物を残し、所有物はすべて捨てたといいます。
「すべてを捨てて、旅に出よう」と決め、旅の準備をしていた彼には、ある1つの気がかりがありました。
それは、1匹の黒猫の存在。
この子の名前は、ウィローといい、好奇心おう盛な性格の女の子です。
元々保護センターにいたところを、リッチさんに引き取られました。
「どうしてもウィローを置いてはいけない」と思ったリッチさんは、彼女を連れて行くことを決意します。
1人と1匹で目にした光景
すべてを捨てた1人の青年と、1匹の黒猫の旅は、喜びと驚きの連続!
旅の様子を載せたリッチさんのFacebookは話題となり、多くのファンを集めています。
それでは、旅の様子をいくつかご紹介します。
巨大エビの前で、パシャリ
森の中で、コーヒーブレイク
バンの中で、お気に入りの場所はココ
リッチさんたちが旅の道中で出会ったのは、初めて目にする動物や、その土地へ行かなければ知らずにいたであろう人々たち。
2017年の2月には、オーストラリアのすべての州を訪問し終えたのだそうです。
リッチさんは、共に旅するウィローのことを「誇りに思う」と語っています。
これからも続いていく、1人と1匹の冒険。ウィローの小さな足は、まだ見知らぬ多くの土地を歩き、小さくも大きな足跡を残していくことでしょう。
[文・構成/grape編集部]