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「白鵬も相撲協会も、礼を欠いている」 落語家・立川志らくの『苦言』が支持を集める

By - grape編集部  公開:  更新:

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2017年11月に起きた、大相撲の元横綱・日馬富士による幕下・貴ノ岩への暴行事件で大荒れの相撲界。

日馬富士が騒動の責任を取る形で引退届けを提出しただけでなく、事件の現場にいた横綱・白鵬と横綱・鶴竜は1月の給与を不支給とし、さらに白鵬に関しては、2月の給与も50%減額という処分が下されています。

さらに、貴乃花親方は、巡業中に起きた暴行事件の報告を怠ったとして、理事を解任。2階級降格処分が決定しています。

※臨時評議員会後、記者会見に応じる日本相撲協会評議員会議長の池坊保子さん

2018年1月4日の記者会見で、貴乃花親方の理事解任を発表した元文部科学副大臣の池坊保子議長は「真摯に反省し、今後は協力し合い、礼を持って行動してほしい」と語っています。

しかし、今回の処分に疑問の声を上げているのが、落語家の立川志らくさん。

1月4日に自身のTwitterで、今回の処分についていくつかの疑問点を指摘しています。

・大相撲九州場所で、行司に対して物言いをつけた白鵬も、礼を欠いているといえるのでは。

・警察からの連絡を隠し、日馬富士を土俵にあげた協会の対応は、礼を欠いたものだったのでは。

志らくさんのツイートは各メディアでも取り上げられ、フォロワー以外の目にも留まることに。

ネット上では、「同感です」「相撲協会は解体すべき」などと、相撲協会を批判するコメントが寄せられています。

・相撲協会にとって、貴乃花親方が正しいかどうかは関係ないのでしょう。組織に楯突いたとみなした故の処分だと思わずにはいられません。

・加害者側ばかり、態度が甘いことに疑問。貴乃花親方の責任問題にすり替えているだけじゃないか。

・海外のメディアでは、貴乃花親方の対応を褒めていました。

相撲協会にとっては、今回の処分で幕引きを迎える予定だったのでしょう。しかし、世間の声に耳を傾けてみると、まだ事件の余波は続いているのだと感じずにはいられません。

志らくさんのツイートは、相撲協会に対する世間の不信感をあらわにするものでした。


[文・構成/grape編集部]

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