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「駆け引きをやっている場合じゃない」西武・秋山翔吾がタレントの始球式に本音

By - grape編集部  公開:  更新:

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埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手が、2018年1月13日に放送されたバラエティ番組『ジョブチューン』(TBS系)にゲスト出演。

タレントが行う始球式について意見を求められ、本音を打ち明けています。

秋山選手は西武では主に1番バッターを打つことが多いため、必然的に始球式でバッターボックスに立つ機会も増えます。始球式に、どんな想いを抱いているのでしょうか。

「正直、普通にやってほしい」秋山選手らしい真面目な回答

この日は「新年恒例!プロ野球オールスターぶっちゃけ祭!」と題して、秋山選手を始め、各球団の有名選手がそろって出演。

その中で、始球式のマウンドを2017年に経験している女優の木村文乃さんが「選手の皆さんは芸能人が始球式やるのをどう思ってらっしゃるのですか?」と、選手たちに質問する場面がありました。

質問への返答を振られた秋山選手は「綺麗なかたがやってくださるのはありがたいんですけど…」と、前置きしたうえで「正直、普通にやってほしい」と、真剣に訴えました。

僕、1番バッターで集中して(バッターボックスに)入っている時に、(始球式をするタレントが)首振ったり、けん制(球)を入れたり。

長い時があって、こっちの駆け引きやってる場合じゃないんで。

ジョブチューン ーより引用

いままでぶつけようがなかった、始球式に対する思いをここぞとばかりに吐露した秋山選手。

話している間、笑みはなく、どちらかというと険しい表情。共演者からは「怖いよ」というツッコミも上がるほどでした。

また、番組ではダチョウ倶楽部やバナナマン・日村勇紀さんの、過去の始球式映像を紹介。

日村さんの始球式はロジンバッグ(滑り止め)の粉を顔に付けるというボケをしたり、トドのモノマネをして笑いをとったりと、やりたい放題でした。

これが球場のギャラリーにもウケて、球場は笑いに包まれていましたが、審判からは「早く投げるように」ジェスチャーで注意されていることも確認できました。

対して、ダチョウ倶楽部も長々と始球式はしていたものの、試合直前の始球式ではないため、審判にせかされるようなことはありませんでした。

それを踏まえたうえで、秋山選手は「審判が(マウンドの)横にいる時はマジで早くやったほうがいい」と、日村さんに本気の忠告していました。

秋山選手がクレームを入れたくなる気持ちも理解できる

秋山選手といえば、2017年シーズンで打率3割2分2厘で、185安打をマーク。2年振りに2度目の最多安打とともに初の首位打者に輝いています。

また、2015年にはプロ野球シーズン最多安打記録の216安打を放っている、日本が世界に誇る1番バッターです。

これほどの高打率を残している好打者だけに、その1打席1打席が大切なのはいうまでもありません。

貴重な第1打席目でリズムを崩してしまうと、その後の打席にも悪影響を及ぼす可能性もあり得るのです。

そんな、秋山選手であれば、芸人の「おふざけ度MAXの始球式」にクレームをぶつけたくなる気持ちも分かります。

世間の反応は?

・秋山選手以外の選手も同じことを思っていそう。

・あまりにも始球式が長いと、バッターやピッチャーは集中力が切れそうですね。

・何事もほどほどがベストですね。

・でも、芸人さんにも笑わせたいっていう意地はあるよね。

・選手の気持ちも分かるけど、すごく難しい問題だよね。

例えば女優がふざけて投げることはないでしょうが、もし芸人が始球式で投げるのであれば、ユーモアを期待してしまうところもあります。

球団側もパフォーマンスを期待してのオファーでしょう。そういった事情を考えると笑いを入れて始球式をすることが、一概に悪いともいえない気もします。

しかし、この秋山選手の声は間違いなく、芸人たちにも届いたことでしょう。今後の始球式事情が、どのように変わっていくのか…興味深いですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ジョブチューン

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