佐々木朗希がチェコ代表選手に死球 その後の『3人』の行動に、称賛
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夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学 比嘉監督の言葉に「名将ですな」「一層有名になっていく」夏の『阪神甲子園球場』で行われた、『第107回全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)』。2025年8月23日に行われた決勝戦では、沖縄県の沖縄尚学高等学校と東京都の日本大学第三高等学校が対戦しました。激闘の末に栄光を勝ち取ったのは、沖縄尚学。3対1で日大三高に勝利し、念願の初優勝を果たしました。

【2025甲子園決勝】 沖縄尚学が優勝! 夏制覇に「初優勝、おめでとう!」「感動をありがとう」107回目となる甲子園で、沖縄尚学が日大三との激闘を制し、優勝をつかみました。
2023年3月8日の開幕後、世界中の注目を集めている野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』。
同月11日、日本代表の『侍ジャパン』は、チェコ代表との対戦に挑みました。
佐々木朗希、チェコ代表選手に死球
同日、チェコ戦の先発マウンドに立ったのは、佐々木朗希投手。
最速164キロという豪速球で、選手や観客を圧倒しました。
しかし、4回表に佐々木投手が投げた162キロの剛速球は狙いが定まらず、打席に立つウィリー・エスカラ選手のヒザを直撃し死球に。
その後のやり取りに、称賛の声が上がっているのです。
選手3人の行動に称賛
死球を当ててしまった佐々木投手は、エスカラ選手に脱帽して謝罪。
ゆっくりと歩いて一塁に向かうエスカラ選手に対しては、山川穂高選手が帽子を取って寄り添って謝罪しました。
一方のエスカラ選手は、山川選手の謝罪に笑顔で対応。そのままファールゾーンを猛ダッシュし、無事をアピールしてみせたのです。
スポーツマンシップを感じる3人の行動に、スタンドからは歓声が。その後、SNSでも拡散され、称賛の声が上がっています。
・記録には残らないけど、こういう瞬間にスポーツのよさを感じる。胸がジーンとした。
・野球のルールやマナーは分からないけど、山川選手や佐々木投手の脱帽は、日本人らしくて素晴らしい姿だと思います。
・本当に清々しくていい試合だった。この大会を機にチェコの野球界が発展して、日本とも関係が深くなればいいな。
・感動してウルウルした。互いに素敵な対応だったなあ。国が違えど、行動で誠意は伝わると思う。
その後佐々木投手は、投手交代でベンチに下がる際も、エスカラ選手の方を向いて帽子を取って頭を下げ、謝罪の意を表していました。
言葉は伝わらずとも、佐々木投手の誠意は、きっとエスカラ選手に伝わったことでしょう。
同日、チェコ代表に10対2で勝利し、見事3連勝を飾った日本代表。
翌12日のオーストラリア代表との対戦では、どんなドラマが生まれるのか…今後も『侍ジャパン』の活躍から目が離せませんね!
[文・構成/grape編集部]