斎藤佑樹が書いた直筆の手紙 『前を向くために必要なもの』に「鳥肌が立った」 By - grape編集部 公開:2022-08-07 更新:2022-08-08 手紙斎藤佑樹甲子園野球 Share Post LINE はてな コメント 毎年、春と夏に開催される高校野球の大会『甲子園』。 夏には『全国高校野球選手権大会』が行われ、手に汗握る展開に、多くの人が声援を送ってきました。 2022年8月6日に開幕した『第104回全国高校野球選手権大会』では、始球式に元プロ野球選手の斎藤佑樹さんが登板。 同日に公開された、斎藤さんの直筆の手紙が注目を集めています。 斎藤佑樹が、この夏に頑張る人たちに伝えたいこと 2006年に早稲田実業学校のエースとして甲子園を制した後、怪我に悩まされながらも球団の『北海道日本ハムファイターズ』で11年活躍し、現役引退した斎藤さん。 2022年現在は、会社を設立し社長に就任しています。 そんな斎藤さんを主役とした『夏のお手紙キャンペーン』を、日本郵便株式会社が同年8月6日から開始。 斎藤さんがつづった、ただの応援だけではないメッセージがこちらです。 この夏にすべてをかける君へ 暑い日が続きますが、体調など崩していないでしょうか。 体格も投げかたも似ている、そして夢が叶うことを1ミリも疑っていない君と 出会ったときから、僕はずっと、16年前の自分を重ねていました。 その夢はきっと叶うよ。とは、僕は言いません。 勝負はわからないから。おなじ夢を持った人たちのぶつかりあいだから。 ただ、今のまっすぐな君のまま、どうかこの夏のマウンドに立ち続けてください。 これから先、グラウンドでもグラウンド以外でも、君をいろんな出来事が待ち受けています。 僕のように、不安だらけの時期を過ごし、挫折を味わうこともあるかもしれません。 それでもなんとか前を向くために必要なもの。それは記憶だと思います。 過去の栄光、だなんて言われることもあるけれど。 最後まで闘い抜いた記憶は、未来を生きる大きな力になります。 なんて、大舞台がすぐそこだってときに、先の話なんてされたくないか。 この夏、いちばん速い球を投げるのは君じゃない。 いちばん熱い球を投げるのが、いちばん強い球を投げるのが、 なんだかいちばん凄い球をなげるのが、君であってほしいと思っています。 今から君の過ごす夏が、君を一生奮い立たせる夏になりますように。 よし、頑張れ。 2022夏 斎藤佑樹 栄光も挫折も味わった斎藤さんだからこそ、贈ることができる言葉。 斎藤さんの人生や、この夏に全力を注ぐ球児たちなどを想い、多くの人からさまざまな声が上がっています。 ・なんだろうな。いろんな思いがこみ上げて、号泣してしまった。 ・鳥肌が立った。人生について、考えさせられます。 ・さまざまな経験をしてきた人の言葉。球児でなくてもグッときました。 ・僕らの世代だと、ずっと心に残っている人です。 ・この手紙を読んだ後、始球式で球を投げたことを思うと、いっそう感慨深い。 勝っても負けても、闘い抜いた経験は、いつか自分の支えとなってくれるもの。 子供も大人も、全力の夏を過ごしたいですね! [文・構成/grape編集部] 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 「嬉しい報告があります!」長友佑都が妻・愛梨の妊娠を発表2017年9月2日、長友佑都さんがブログを更新。妻・愛梨さんが第一子を妊娠したことを発表しました。 Share Post LINE はてな コメント
毎年、春と夏に開催される高校野球の大会『甲子園』。
夏には『全国高校野球選手権大会』が行われ、手に汗握る展開に、多くの人が声援を送ってきました。
2022年8月6日に開幕した『第104回全国高校野球選手権大会』では、始球式に元プロ野球選手の斎藤佑樹さんが登板。
同日に公開された、斎藤さんの直筆の手紙が注目を集めています。
斎藤佑樹が、この夏に頑張る人たちに伝えたいこと
2006年に早稲田実業学校のエースとして甲子園を制した後、怪我に悩まされながらも球団の『北海道日本ハムファイターズ』で11年活躍し、現役引退した斎藤さん。
2022年現在は、会社を設立し社長に就任しています。
そんな斎藤さんを主役とした『夏のお手紙キャンペーン』を、日本郵便株式会社が同年8月6日から開始。
斎藤さんがつづった、ただの応援だけではないメッセージがこちらです。
この夏にすべてをかける君へ
暑い日が続きますが、体調など崩していないでしょうか。
体格も投げかたも似ている、そして夢が叶うことを1ミリも疑っていない君と
出会ったときから、僕はずっと、16年前の自分を重ねていました。
その夢はきっと叶うよ。とは、僕は言いません。
勝負はわからないから。おなじ夢を持った人たちのぶつかりあいだから。
ただ、今のまっすぐな君のまま、どうかこの夏のマウンドに立ち続けてください。
これから先、グラウンドでもグラウンド以外でも、君をいろんな出来事が待ち受けています。
僕のように、不安だらけの時期を過ごし、挫折を味わうこともあるかもしれません。
それでもなんとか前を向くために必要なもの。それは記憶だと思います。
過去の栄光、だなんて言われることもあるけれど。
最後まで闘い抜いた記憶は、未来を生きる大きな力になります。
なんて、大舞台がすぐそこだってときに、先の話なんてされたくないか。
この夏、いちばん速い球を投げるのは君じゃない。
いちばん熱い球を投げるのが、いちばん強い球を投げるのが、
なんだかいちばん凄い球をなげるのが、君であってほしいと思っています。
今から君の過ごす夏が、君を一生奮い立たせる夏になりますように。
よし、頑張れ。
2022夏 斎藤佑樹
栄光も挫折も味わった斎藤さんだからこそ、贈ることができる言葉。
斎藤さんの人生や、この夏に全力を注ぐ球児たちなどを想い、多くの人からさまざまな声が上がっています。
・なんだろうな。いろんな思いがこみ上げて、号泣してしまった。
・鳥肌が立った。人生について、考えさせられます。
・さまざまな経験をしてきた人の言葉。球児でなくてもグッときました。
・僕らの世代だと、ずっと心に残っている人です。
・この手紙を読んだ後、始球式で球を投げたことを思うと、いっそう感慨深い。
勝っても負けても、闘い抜いた経験は、いつか自分の支えとなってくれるもの。
子供も大人も、全力の夏を過ごしたいですね!
[文・構成/grape編集部]