IKEAでもらった『粋な』チラシ 「クーポンではありません」アイディアが素敵 By - grape編集部 公開:2018-01-30 更新:2018-05-23 イケアビジネス Share Post LINE はてな コメント 東京・立川にあるIKEA立川のフードコートで食事をした、松岡厚志(@513MHz)さん。 精算時にレシートと共に『あるチラシ』をもらったのだそうです。 そのチラシには、どんなことが書かれていたのかというと…。 IKEAの激混みフードコートで、こんな紙をもらった。30分以内に席を空けたらソフトクリームと交換します、という混雑回避策。あやふやなモラルに訴えるわけでなく、時間超過にペナルティーを与えるわけでもなく。ポジティブな問題解決につなげている。 pic.twitter.com/73FTvwaxR8— 松岡厚志(ハイモジモジ) (@513MHz) 2018年1月7日 なんと、30分以内にほかの人に席を譲ると、ソフトクリームが貰える引換券が手に入るというのです! ポジティブな方法で混雑時に席の循環をうながすイケアの姿勢が、多くの人から称賛されました。 ・これは賢い!現場のアイディアが重要だという見本ですね。 ・改行の仕方がすごく気になりますが、素晴らしい案だと思います。 ・貰うか、貰わないかは自分次第というのが、面白いですね。 「ほかのフードコートでも取り入れてほしい」といった声も上がるほどのIKEA立川の名案。 どういった経緯で導入したのか、聞いてきました。 譲り合いに報いたい インタビューに答えてくれたのは、IKEA立川のスタッフ・三浦さんと宮澤さん。 早速、今回の取り組みについて伺ってみました。 ――導入したきっかけは? 宮澤さん ソフトクリームの引換券との交換は、2013年ごろからIKEA港北で実施していた施策です。 IKEA港北は家族連れのお客様が多いのですが、混雑時にはお客様同士で席を譲り合う姿や自然と相席してくれる場面を何度も見かけました。 スタッフから、「そういったお客様に何か還元したい」「できるだけ席の待ち時間をなくしたい」といった声が上がり、導入しました。 IKEA立川では2017年の3月ごろから行っています。 なんと、きっかけは客同士の譲り合い!優しい心が素敵なアイディアを生み出すきっかけになったのでした。 ――チラシの配布はいつ? 三浦さん チラシの配布は、土日祝日のピークタイムのみ。1日1000枚ほど作っています。 利用するのは、お子様連れのお客様が多いように感じます。 今回、ネット上で広まったことで、以前よりも回収率が上がっているようです。 ――ネットで広まったことをどう思う? 三浦さん ポジティブに広がっていて、とてもありがたいなと。 ただ、チラシのプリントが貧相だったので、そこは失敗だったと思います。 確かに、Twitterに投稿されたチラシを見ると、おかしなところで改行が…。コメントでも、たくさんのツッコミが入っていたと伝えると。 ですよねー!あれはすごく恥ずかしかったです。 いまはもう、しっかりと作り直したので、改行は大丈夫です! 実際に新しいチラシを見せて貰うと、しっかりと改行が修正されていました。 今回、話題になったことでIKEA JAPANでも、全店舗でチラシの施策を実施しようかという案が出ているのだそうです。 ただ、IKEAでは各店舗が独自に施策を立てているので、導入するかは店舗次第。 そういった柔軟な思考があるからこそ、ポジティブな施策が生まれたのかもしれません。 今後どういった施策で客の満足度を上げていくのか、注目が集まりそうですね! [文・構成/grape編集部] 出典 @513MHz Share Post LINE はてな コメント
東京・立川にあるIKEA立川のフードコートで食事をした、松岡厚志(@513MHz)さん。
精算時にレシートと共に『あるチラシ』をもらったのだそうです。
そのチラシには、どんなことが書かれていたのかというと…。
なんと、30分以内にほかの人に席を譲ると、ソフトクリームが貰える引換券が手に入るというのです!
ポジティブな方法で混雑時に席の循環をうながすイケアの姿勢が、多くの人から称賛されました。
・これは賢い!現場のアイディアが重要だという見本ですね。
・改行の仕方がすごく気になりますが、素晴らしい案だと思います。
・貰うか、貰わないかは自分次第というのが、面白いですね。
「ほかのフードコートでも取り入れてほしい」といった声も上がるほどのIKEA立川の名案。
どういった経緯で導入したのか、聞いてきました。
譲り合いに報いたい
インタビューに答えてくれたのは、IKEA立川のスタッフ・三浦さんと宮澤さん。
早速、今回の取り組みについて伺ってみました。
――導入したきっかけは?
宮澤さん
ソフトクリームの引換券との交換は、2013年ごろからIKEA港北で実施していた施策です。
IKEA港北は家族連れのお客様が多いのですが、混雑時にはお客様同士で席を譲り合う姿や自然と相席してくれる場面を何度も見かけました。
スタッフから、「そういったお客様に何か還元したい」「できるだけ席の待ち時間をなくしたい」といった声が上がり、導入しました。
IKEA立川では2017年の3月ごろから行っています。
なんと、きっかけは客同士の譲り合い!優しい心が素敵なアイディアを生み出すきっかけになったのでした。
――チラシの配布はいつ?
三浦さん
チラシの配布は、土日祝日のピークタイムのみ。1日1000枚ほど作っています。
利用するのは、お子様連れのお客様が多いように感じます。
今回、ネット上で広まったことで、以前よりも回収率が上がっているようです。
――ネットで広まったことをどう思う?
三浦さん
ポジティブに広がっていて、とてもありがたいなと。
ただ、チラシのプリントが貧相だったので、そこは失敗だったと思います。
確かに、Twitterに投稿されたチラシを見ると、おかしなところで改行が…。コメントでも、たくさんのツッコミが入っていたと伝えると。
ですよねー!あれはすごく恥ずかしかったです。
いまはもう、しっかりと作り直したので、改行は大丈夫です!
実際に新しいチラシを見せて貰うと、しっかりと改行が修正されていました。
今回、話題になったことでIKEA JAPANでも、全店舗でチラシの施策を実施しようかという案が出ているのだそうです。
ただ、IKEAでは各店舗が独自に施策を立てているので、導入するかは店舗次第。
そういった柔軟な思考があるからこそ、ポジティブな施策が生まれたのかもしれません。
今後どういった施策で客の満足度を上げていくのか、注目が集まりそうですね!
[文・構成/grape編集部]