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モト冬樹の『違法スズメ保護』に賛否両論 「素晴らしい行動」「自然に返すべき」

By - grape編集部  公開:  更新:

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2018年3月14日の情報番組『スッキリ』(テレビ朝日系)で、タレントのモト冬樹さんに関する話題が取り上げられました。

モト冬樹さんの『ある行動』に対し、賛否両論の声が上がっているというのです。

モト冬樹の『スズメ保護』に賛否の声

ことの始まりは、2017年の6月。モト冬樹さんの妻は、子スズメがカラスにいじめられている姿を目撃しました。

スズメを保護したモト冬樹さんは、東京都や野鳥の保護団体に相談。すると、こう告げられたのです。

「野鳥の飼育は生態系を乱す恐れがある。自然に戻すように」

野鳥であるスズメを飼育することは、法律違反にあたります。そのため、速やかに自然にかえさなくてはなりません。

しかし、弱った状態のスズメを見て、モト冬樹さんは保護することを選びます。

※写真はイメージ

モト冬樹さんは、ブログでこのように問いかけています。

野鳥の形態をみだしてはいけないことはわかっています

でも一度死んでいるちゅんちゃんを二度死なすことは悲し過ぎます

だから保護し続けています

規則だからといってすぐ死んでしまうのがわかっていてもあなたは外に離せますか?

モト冬樹 オフィシャルブログ ーより引用

スズメを「ちゅんちゃん」と名付け、可愛がっている様子をブログに投稿しているモト冬樹さん。その姿からは、深い愛を感じます。

しかし、法律違反であることに変わりはありません。

タレント「気持ちは分かるけど…」

番組では、野鳥の保護団体が「『可愛い』『かわいそう』といった気持ちで野鳥を飼育すると、いろいろな鳥が捕まえられてしまい、歯止めがきかなくなってしまう」とコメント。

やはり、自然の生態系を守るために、速やかにスズメを自然にかえす必要があるようです。

出演者であるタレントの大沢あかねさんは、今回の件について考えを述べました。

本当に優しさっていうのは充分理解できるんですけども、それを悪用する人がでてきちゃう…そういう可能性もあるから、きっと法律があるんだと思うんですね。

なので、気持ちは分かるんですけど…。

あんまりまた人間の環境に慣れてしまうと、野生にかえれなくなる可能性もあるので、ここはなんとかこう…ぐっとね、耐えて離してほしいな、という気持ちは、私はありますけどね。

スッキリ ーより引用

そして、タレントのハリセンボン春名さんはこのようにコメント。

VTRとかブログとか拝見してても、本当に家族のようになってますし、ちゅんちゃんもちゅんちゃんで、普通の野生の鳥だったら距離感ってあると思うんですけど。

ちゅんちゃん自身も雛から一緒にいるから、ちゅんちゃん自身も家族のように懐いて、なので離れられないっていうのも本当お気持ちは分かるんですけど…。

ただ、自然界のことを考えたり、この先ブログに載せ続けるってことは、モトさんが処罰されてしまうんじゃないかという心配もあるんですよね。

スッキリ ーより引用

スタジオでは「法律違反なのは分かるけど、弱った雛をすぐ自然に返せというのも…」と、複雑な気持ちの人が多い模様です。

この話題に対し、ネット上では賛否両論の声が多数上がっています。

【肯定的な意見】

・すごく心優しい人だと思う。違法違法って、揚げ足取りですよね。

・ルールとはいえスズメを放せだなんて、命を捨てるも同然だと思う。

・人として当たり前のことをしただけで叩かれるの?おかしいよね。

・人間なんだから、弱っている命を守りたいと思うのは当たり前だよ。

【否定的な意見】

・8か月も飼育していたら、保護じゃなくてペットだと思う。大人なんだからケジメをつけるべき。

・スズメのためを思うなら、自然にかえしてあげるべきだと思います。

・人間が介入することでカラスのエサを奪って、スズメの命は守るというのも…。

・この件を見逃すと、どんどん野鳥を飼育する人が増えてしまう恐れがありますよ。

弱ったままの雛をそのままの状態で自然に返すというのは、酷なものです。今回の件は、モト冬樹さんの優しさゆえ起こってしまったのかもしれません。

この半年あまりでちゅんちゃんへの愛着も深まり、我が子のような存在になっているはず。モト冬樹さん自身も、おそらく葛藤していることでしょう。

モト冬樹さんは、預かる施設が決まるまでは飼育し続けるとのこと。別れは悲しいですが、いつか完全に回復した際は、ちゅんちゃんの旅立ちを見守ってほしいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
スッキリモト冬樹 オフィシャルブログ

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