「踊れなくなった自分に絶望した」 事故で車いす生活になったアイドルの投稿に涙 By - grape編集部 公開:2018-05-07 更新:2019-01-05 アイドル仮面女子猪狩ともか車いす Share Post LINE はてな コメント 出典:猪狩ともかオフィシャルブログ 2018年4月11日、アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかさんが不慮の事故に遭いました。 この日は日本全国が強風に襲われており、猪狩さんは東京都内を歩いていました。 その時、突風によって巨大な木製の看板が倒れ、猪狩さんは下敷きに…急ぎ救急車で搬送され、ICU(集中治療室)で手術を受けました。 事故によって瞼裂傷や頭部挫創、脚や肋骨、胸椎、腰椎の骨折という大ケガを負い、猪狩さんは現在も入院生活を送っています。 出典:猪狩ともかオフィシャルブログ 数々のケガを負った猪狩さん…何よりもつらいのは、脊髄損傷によって両足が動かなくなってしまったことでした。 不慮の事故で車いす生活になった、猪狩ともかの投稿に心打たれる 同年5月7日、猪狩さんはブログを更新。 投稿によると、両足が治る可能性は極めて低く、今後は車いすでの生活を余儀なくされるといいます。 ずっと心配してくださっている皆さんにまずは早く「私、大丈夫だよ!」って言いたくてもどかしい日々が続きました。 でも私自身、状況を把握・受け入れるのに相当な時間が掛かりました。 なんて伝えたらいいんだろう? 私も時間をかけて受け入れたのに、いきなり【脊髄損傷】という事実を文字にして伝えたとき、応援してくださっている皆さんに更に悲しい思いをさせてしまうんじゃないか…。 自分自身が受け入れることに時間がかかったこと、ファンの皆さんに何とお伝えしたらいいか分からなかったこと、そんなことを考えていると、なかなか文章にまとめることができず、ご報告が遅くなってしまいました。 ごめんなさい。 猪狩ともかオフィシャルブログ ーより引用 投稿で、ファンに向けてそうつづった猪狩さん。 入院生活が始まったばかりのころ、猪狩さんはいつか足が治ると考えていました。 しかし、足が治らないかもしれないと知り、歌って踊ることができない自分を想像して絶望したといいます。 その時、猪狩さんを励ましたのは「車いすに乗っていても人を幸せにすることはできる」という家族の言葉や、「ずっと待ってるよ」といったメンバーの言葉や、たくさんのファンからの応援でした。 出典:猪狩ともかオフィシャルブログ 猪狩さんが抱いた新しい目標は、『仮面女子の曲を作詞すること』『ラジオや講演、司会などの仕事をすること』『大好きな野球に関わる仕事をすること』。 そして、『いつか奇跡が起こり、再びアイドルとしてステージで踊ること』でした。 事故があったあの日、まさか自分がこんな目に合うとは思っていなかったです。家族も友達も、事務所のスタッフも、メンバーも、ファンの皆さんも、誰も思っていなかったでしょう。 あの日、たまたまあの時間に歩道を歩き、たまたま私が大きな看板の前を差し掛かったときに特別強い風が吹き、看板の下敷きになりました。 もし、看板の前に到着する前に、靴ヒモがほどけて直していたり、誰かから電話が鳴って歩みを止めてお話したり、喉が乾いて自動販売機で飲み物を買ったり、わずか数秒でも手前で何かをしていたら私は事故には遭っていませんでした。 もし、なんてことはないのは分かっているけれど、色んな偶然が重なって私の両脚は動かなくなってしまいました。 でも、命が助かりました。目撃者のお話によると現場は酷い状況で、命が助かっただけでも有難い状況だったそうです。 私は生きています。 このことだけは何にも代えることのできない神様からのプレゼントだと思っています。その分試練も与えられたけど、きっと越えられない試練は与えないはず。 よく、ドラマや映画で「明日何があるか分からない、今を大切にしよう。」という言葉を聞きます。今までその言葉を大切にしてきたつもりではあったけど、改めて本当にその通りだと思います。 だからこれからどんなことがあっても、向日葵のように上を向いて楽しくて幸せな人生を歩んでいく。そして毎日を丁寧に大切に生きていきたい。 私は前を向いています。もう心配しないでね。 これからも猪狩ともかを見守ってください。そして一緒に歩んでいければ嬉しいです。 この先もずっと、よろしくお願いします。 猪狩ともかオフィシャルブログ ーより引用 「足が動かなくなってしまっても、いまこうして生きている」…そのことを胸に抱き、猪狩さんは前を向きました。 猪狩さんのブログやTwitterには、ファンだけではなく、いままで猪狩さんを知らなかった人からも数多くの温かいコメントが寄せられています。 出典:猪狩ともかオフィシャルブログ 入院生活を送るにつれ、体調やケガは徐々に回復したため、現在は自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいる猪狩さん。 退院まではまだ3か月ほどかかる予定とのことですが、猪狩さんならば笑顔で退院の日を迎えられることでしょう。 そして、いつか自分の新たな夢を叶え、たくさんのファンに勇気を与えてくれるに違いありません。 [文・構成/grape編集部] 出典 猪狩ともかオフィシャルブログ Share Post LINE はてな コメント
2018年4月11日、アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかさんが不慮の事故に遭いました。
この日は日本全国が強風に襲われており、猪狩さんは東京都内を歩いていました。
その時、突風によって巨大な木製の看板が倒れ、猪狩さんは下敷きに…急ぎ救急車で搬送され、ICU(集中治療室)で手術を受けました。
事故によって瞼裂傷や頭部挫創、脚や肋骨、胸椎、腰椎の骨折という大ケガを負い、猪狩さんは現在も入院生活を送っています。
出典:猪狩ともかオフィシャルブログ
数々のケガを負った猪狩さん…何よりもつらいのは、脊髄損傷によって両足が動かなくなってしまったことでした。
不慮の事故で車いす生活になった、猪狩ともかの投稿に心打たれる
同年5月7日、猪狩さんはブログを更新。
投稿によると、両足が治る可能性は極めて低く、今後は車いすでの生活を余儀なくされるといいます。
投稿で、ファンに向けてそうつづった猪狩さん。
入院生活が始まったばかりのころ、猪狩さんはいつか足が治ると考えていました。
しかし、足が治らないかもしれないと知り、歌って踊ることができない自分を想像して絶望したといいます。
その時、猪狩さんを励ましたのは「車いすに乗っていても人を幸せにすることはできる」という家族の言葉や、「ずっと待ってるよ」といったメンバーの言葉や、たくさんのファンからの応援でした。
出典:猪狩ともかオフィシャルブログ
猪狩さんが抱いた新しい目標は、『仮面女子の曲を作詞すること』『ラジオや講演、司会などの仕事をすること』『大好きな野球に関わる仕事をすること』。
そして、『いつか奇跡が起こり、再びアイドルとしてステージで踊ること』でした。
「足が動かなくなってしまっても、いまこうして生きている」…そのことを胸に抱き、猪狩さんは前を向きました。
猪狩さんのブログやTwitterには、ファンだけではなく、いままで猪狩さんを知らなかった人からも数多くの温かいコメントが寄せられています。
出典:猪狩ともかオフィシャルブログ
入院生活を送るにつれ、体調やケガは徐々に回復したため、現在は自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいる猪狩さん。
退院まではまだ3か月ほどかかる予定とのことですが、猪狩さんならば笑顔で退院の日を迎えられることでしょう。
そして、いつか自分の新たな夢を叶え、たくさんのファンに勇気を与えてくれるに違いありません。
[文・構成/grape編集部]