車いす女性の投稿に怒り声 優先エレベーターに乗れず、勇気を出して声をかけると? 「マジで最低」
公開: 更新:


飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

撮影者「…お前今どんな心境なんよ」 湖で野鳥が?「夜勤で乾き切った心に効く」「…お前、今どんな心境なんよ」というひと言とともに、1枚の写真をXで公開したのは、土井一心太(@aganoya)さん。なんでも、新潟県阿賀野市に位置する瓢湖(ひょうこ)で、ある野鳥が独特なポーズで静止していたといいます。
大型の商業施設や駅などに設置されている、『優先エレベーター』。
車いすや妊婦、ベビーカーの利用者、身体の不自由な人などのイラストが分かりやすく掲示されており、優先的に利用しやすくなっています。
しかし、こうした優先エレベーターにおいても、必要な人がなかなか乗れずに困ってしまうケースが相次いでいるのです。
車いす利用者 エレベーターを「譲って」と声をかけるが?
難病があり、車いすを利用している、aya(@ponpon04ponpon)さんは、ある悲しい出来事をTwitterに投稿。その内容が反響を呼んでいます。
外出先で、優先エレベーターを利用するために並んでいた、ayaさん。
しかし、この日は混雑していてなかなか乗れず、5回も見送ることになったそうです。
そこで、ayaさんが勇気を出して「歩ける方はエスカレーターを利用して譲ってもらえませんか?」と声をかけると…一部の人から舌打ちされ、信じられない言葉が返ってきたのです。
「優先ってなんやねん」
「みんな待っとるんじゃ」
なんと、ayaさんの言葉に逆ギレ!一部の人が酷い態度や文句を投げかけてきました。
身体が不自由な人やベビーカーの利用者など、移動に困難がある人たちにとって、エレベーターは唯一の移動手段です。
健康に歩ける人が、車いす利用者に向かって「みんな待っている」というのは、あまりに理不尽で恥ずかしい主張でしょう。
投稿にはたくさんのコメントが寄せられています。
・マジで最低な発言。黙ってたら分からないといわれて、いったらこんな扱い、酷すぎる。
・優先エレベーターの意味が分からないのかな。譲る気がないなら、乗る資格はないです。
・想像力のなさが悲しくなる。自分だっていつか車いすを使うかもしれないのに。
・ギスギスとして心の余裕がない、今の社会の現状を表している気がします。
本来は『優先』という言葉が明記されていなくても、混雑する状況で、車いす利用者がエレベーターを待っていたのなら、健康に歩ける人が譲るのは当然のこと。
残念な想いをしたayaさんですが、「意識を変えるためにこれからも声を出していっていこうと思う」とつづっていました。
誰もが生きやすく、思いやりにあふれた社会にしていくためにも、一人ひとりがモラルのある行動を心がけていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]