歩けない娘のためパパが手作りした車椅子 エブリンちゃんに起きた嬉しい変化
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フードコートで女性が「席チェンジしませんか?」 その言葉に「私ならできない」フードコートで食事をしようとした、ふた(@kobutakundayo7)さん。車いすとベビーカーに座る家族とともに、席を探していた時のエピソードをX(Twitter)に投稿すると、たくさんの反響が上がりました。

「子供がかわいそう」車いすの母親への冷たい視線 するとその後…?西山ともこ(nishiyama_tomoko07)さんがInstagramに投稿した、車いすに乗る母親と娘さんとのエピソードをご紹介します。






生後4ヶ月で、神経芽細胞腫と呼ばれる小児性ガンを患ったエブリンちゃん。
背骨にできた悪性の腫瘍を取り除くことができなかったため、彼女は8回にも渡って抗がん剤治療を受けなければなりませんでした。
幼い体に繰り返される治療は、家族全員にとって長く苦しい日々でした。それでも両親のキムさんとブラッドさんは、娘のそばで治療を見守り続けたのです。
そして、過酷な治療のかいもあり、腫瘍はほぼ消えるまで回復したのです。
医師からの、まさかの宣告…
彼女の両親が胸をなでおろしたのもつかの間で、医師から悲しい事実が明かされました。
彼女の胸から下には、麻痺が残ります。
しかし、次第に腕を使ってハイハイができるようになります。2歳になる頃には、上体を自分で起こすこともできるようになるでしょうし、車いすも使えるでしょう。
「もう自力では歩けない」と言われたも同然の内容に、ひどくショックを受けた両親。当時のことをこう語っています。
他の子ども達と同じように、自分の意思で動き回れるようにしてあげたかった…。
しばらくの間、涙する日が続いたそうですが、2人は気をとりなおし、娘のためにできることはないかと模索します。
ガンの治療を乗り越えたエブリンちゃんには、好奇心旺盛な表情が戻ってきていました。そんな娘の姿を見るたびに、両親は「この子が自由に動き回れる方法があるはずだ」と考え続けたそうです。
そうして思いついたのが、赤ちゃんでも使える『車いす』をプレゼントするということでした。
赤ちゃん用 車いすとの出会い
ある日、ベビーチェアを使った赤ちゃん用の車いすの写真を見つけた、母親のキムさん。
※写真はイメージです
「これなら娘でも使える」と思い、すぐに夫のブラッドさんに相談します。
とはいえ、写真で見ただけの車いすを作るのは、簡単ではありません。
足りない技術は、娘への愛情でカバー!と言わんばかりに、ブラッドさんはガレージに籠り、車いす作りに奮闘したそうです。
設計図があるわけでも、専門の工具が揃っているわけでもありません。それでもブラッドさんは、試行錯誤を重ねながら一つひとつパーツを組み合わせていきました。
そうして出来上がった、エブリンちゃん専用の車いすがこちら。
ベビーチェアに、子ども用自転車の車輪、そしてまな板を組み合わせて作られています。いたるところにアイディアが散りばめられた力作です!
既製品では小さな赤ちゃんに合う車いすを手に入れるのが難しい中、身近な素材をうまく活用したブラッドさんのアイデアは、多くの人の注目を集めました。
車いすを手に入れたエブリンちゃんは…
エブリンちゃんが、特製の車いすを乗りこなすのに時間はかかりませんでした。
自由に乗りこなすエブリンちゃんの様子は、生き生きとしていてとっても楽しそう!
車いすを手にしたエブリンちゃんは、部屋のあちこちを自分のペースで移動するようになりました。行きたい場所へ自分で向かう姿は、以前とは別人のようだったそうです。
そんな娘の様子を見て、両親は気付いたことがあるそうです。それは…
娘がこんなに活発的だったなんて知らなかった!
ということ。両親の愛がつまった車いすのおかげでエブリンちゃんは、好奇心のおもむくままに動き回れるようになったのです!
治療中はベッドやマットの上で過ごすことが多かったエブリンちゃん。自分の意思で移動できる環境が整ったことで、その活発な性格がはじめて表に出てきたのかもしれません。
そして、ブラッドさんはこうも語っています。
彼女を止めるものは何もありません。
エブリンがやりたいこと、なりたいものには、どんどん挑戦していってほしいのです。
子どもの可能性が広がるのは、両親の支えがあってこそ。
キムさんとブラッドさんの愛があれば、エブリンちゃんはこれからも自分の未来に向かって元気に進んでいけるのでしょう。