間一髪の救出劇! 踏切で立ち往生する男性を救った女性警官 「ヒーローだ」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカ・カリフォルニア州でまるで映画のワンシーンのような救出劇がありました。
警察官のエリカ・ユレアさんがパトロールをしていると、通りかかった踏切の中で動けなくなっている男性がいたのです。
男性は車いすを利用していて、車いすが線路に挟まって立ち往生していました。
しかもその時すでに踏切では遮断機が下りていたのです。
エリカさんは急いで停車し、男性のもとに駆け寄ります。
彼女は車いすごとを動かそうとしますがダメだったため、男性の体を引っ張って車いすから引きずり下ろします。
そして2人が地面に倒れこんだ直後、列車が猛スピードで通過し、車いすは跳ね飛ばされました。
車いすに乗っていた66歳の男性は足にケガをしましたが、命に別状はないということです。
警察が公開したエリカさんのボディカメラの映像を見ると、彼女がパトカーを下りてから列車が通過するまで15秒間しかなかったことが分かります。
あと数秒遅かったら、おそらくまったく違う状況になっていたでしょう。
警察は「ユレア巡査は他者の命のために自らの命を危険にさらし、悲劇を防ぎました。私たちはエリカ・ユレア巡査と彼女の勇気ある行動を非常に誇りに思います」とエリカさんを称えました。
また動画には多くのコメントが寄せられています。
・彼女はちゅうちょなく、男性を助けに走った。なんて勇敢な女性なんだ!
・涙が出た。ユレア巡査、あなたは天使だ。
・言葉が出ないわ。ありがとう、ありがとう、ありがとう!
エリカさんは勤続14年のベテラン警察官で、シングルマザーだということです。
彼女は『NBC News』のインタビューで「これは私のキャリアの中でもっとも記憶に残る出来事です」と語っています。
救出の瞬間の映像はエリカさん本人も後から見た時に「非現実的で怖かった」と話しています。
たった15秒間でここまで素早く行動できたのは、きっと日頃の訓練と彼女の勇気があったからこそなのでしょう。
エリカさんも男性も無事で本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]