「車いすでも大丈夫ですか?」と尋ねた客 飲食店の『対応』に、称賛の声
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @CapchieNo
「トンカツを食べに行きたい」
父親が生前につぶやいた、そのひと言がキッカケで、とあるトンカツ店を訪れたという、かぷちぃの(@CapchieNo)さん。
トンカツ店を訪れたのは、父親が亡くなる半年ほど前だったといいます。
生前の父親は車いすを利用しており、その店に入るには階段を使わなくてはなりません。
かぷちぃのさんは、階段の上り下りは家族でやろうと考え、車いすを動かせるだけのスペースが店内にあるかを確かめるために、「車いすですけど大丈夫でしょうか?」と店に問い合わせたそうです。
店員から「大丈夫ですよ」といわれ、かぷちぃのさん親子は店を訪れます。
すると、来店するなり、入り口から2人の店員が出てきました。店員たちは、父親を車いすに乗せたままの状態で、階段の上にある店まで運んでくれたのです。
※ 写真はイメージ
父親が他界してから数年後。かぷちぃのさんが久しぶりに店を訪れると、そこにはスロープができていました。
店側の丁寧な対応に感激して、「今でもあの出来事が忘れられない」という、かぷちぃのさん。新しく作られたスロープを見て、泣けてきたといいます。
一連の出来事に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。
・仕事終わりに読んで、うるっとした。
・素敵。これぞ気持ちのバリアフリーだね。
・当たり前のように、客に寄り添う店側の姿勢にグッときた。
店員の優しい気遣いを受けて、親子で食べたトンカツは、特別においしかったことでしょう。
優しい店員と客の触れ合いは、多くの人の心にポッと灯りをともしました。
[文・構成/grape編集部]