「車いすでも大丈夫ですか?」と尋ねた客 飲食店の『対応』に、称賛の声
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「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。

回転寿司で腹を満たした男性 お会計時に青ざめた理由は?財布を忘れ、ICカードしか手元になかった客。飲食店でのエピソードが、反響を呼んでいます。
- 出典
- @CapchieNo
grape [グレイプ] trend
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「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。
回転寿司で腹を満たした男性 お会計時に青ざめた理由は?財布を忘れ、ICカードしか手元になかった客。飲食店でのエピソードが、反響を呼んでいます。
「トンカツを食べに行きたい」
父親が生前につぶやいた、そのひと言がキッカケで、とあるトンカツ店を訪れたという、かぷちぃの(@CapchieNo)さん。
トンカツ店を訪れたのは、父親が亡くなる半年ほど前だったといいます。
生前の父親は車いすを利用しており、その店に入るには階段を使わなくてはなりません。
かぷちぃのさんは、階段の上り下りは家族でやろうと考え、車いすを動かせるだけのスペースが店内にあるかを確かめるために、「車いすですけど大丈夫でしょうか?」と店に問い合わせたそうです。
店員から「大丈夫ですよ」といわれ、かぷちぃのさん親子は店を訪れます。
すると、来店するなり、入り口から2人の店員が出てきました。店員たちは、父親を車いすに乗せたままの状態で、階段の上にある店まで運んでくれたのです。
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父親が他界してから数年後。かぷちぃのさんが久しぶりに店を訪れると、そこにはスロープができていました。
店側の丁寧な対応に感激して、「今でもあの出来事が忘れられない」という、かぷちぃのさん。新しく作られたスロープを見て、泣けてきたといいます。
一連の出来事に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。
・仕事終わりに読んで、うるっとした。
・素敵。これぞ気持ちのバリアフリーだね。
・当たり前のように、客に寄り添う店側の姿勢にグッときた。
店員の優しい気遣いを受けて、親子で食べたトンカツは、特別においしかったことでしょう。
優しい店員と客の触れ合いは、多くの人の心にポッと灯りをともしました。
[文・構成/grape編集部]