地元民の優しさに涙があふれる 老舗精肉店の『閉店のお知らせ』に感謝のメッセージ
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
埼玉県川越市にある『萩原精肉店』。
出典:川越水先案内板
創業98年という老舗で、精肉のほか、懐かしい味わいのコロッケやメンチカツ、ポテトサラダなどの惣菜も扱っていました。
出典:川越水先案内板
しかし、残念ながら閉店することに…。
閉められたシャッターに『閉店のお知らせ』がさびしそうに貼られていました。
出典:@kawagoemizusaki
貼り紙の下のほうには、何やら落書きのようなものが!
まさか『閉店のお知らせ』に、落書きをする不届き者がいるのかと思いきや…。
出典:@kawagoemizusaki
・焼き豚おいしかったです。お元気で!
・メンツカツ、すごくおいしかったです。また食べられる日を楽しみにしています!
・お肉おいしかったです。川越祭りの楽しみが1つなくなりました。復活を願ってます。
・今日、コロッケ楽しみに来たのに残念です。
・長い間ありがとうございます。コロッケおいしかったです。
・おいしいお肉買わせていただき、ありがとうございました。
・大好きでした。ありがとうございました。
・骨付きソーセージおいしかったです。
・ありがとう!うまかったよ。
閉店を惜しむ地元民からの感謝のメッセージ!
自然発生的にメッセージが増えていったのでしょうか。
隙間を埋めるように、さまざまな感謝の気持ちがつづられています。
この貼り紙を見つけ、2018年4月にツイートしたのは、川越に住むライターの富築(@kawagoemizusaki)さん。
直接、『萩原精肉店』のかたに閉店の理由を尋ねたといいます。
地震の影響で建物が傾き、お店の存続ができなくなってしまったようです。
『閉店のお知らせ』には、感謝のメッセージのみならず、「復活を願っています」といったコメントもありましたが、現在のところ再開の予定はないとのこと。
それでも、富築さんのいうように、忙しかったであろうこれまでの歴史を思うと「ゆっくり休んでください」と伝えたくなりますよね。
川越に住む人はもちろん、川越祭りの時などは、多くの観光客にも好評だったという『萩原精肉店』。長い間、本当にお疲れ様でした!
[文・構成/grape編集部]