キャンプに適した服装とは?季節やシーン別に選び方のポイントを解説
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キャンプでは、季節やシチュエーションに応じて適した服装を選ぶことが大切だといわれていますが、いざ準備を始めると服装に悩む人は少なくないでしょう。
ポイントを押さえておかないと、気温の変化に対応できなかったり、虫に刺されたりして、せっかくのキャンプが楽しめなくなるかもしれません。
そこで本記事では、季節やシーンごとに必要なアイテムや、服装選びのポイントを解説します。さらに、キャンプ時の服装を選ぶ際の注意点もまとめました。
これからキャンプに行く人は、ぜひ参考にしてください。
キャンプの服装を決めるポイント
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キャンプに行く際の服装の基本は、動きやすさや快適さ、安全性を兼ね備えることです。季節や天候に合わせた服装を意識しましょう。
ここでは、キャンプの服装を決める際のポイントを解説します。
キャンプに適した洋服を選ぶ
キャンプでは、動きやすく、汚れても気にならない服装が基本です。アウトドアではアクティブに動くため、快適さと汚れ対策を優先しましょう。
キャンプに適した服装を選ぶ際のポイントを、下記にまとめました。
特に春や秋は気温差が大きいため、脱ぎ着しやすいスタイルが理想的です。薄手のジャケットやフリースがあると便利でしょう。
また、紫外線対策や虫よけ対策は1年を通して重要となります。UVカット機能のある服や、虫よけ効果のあるアイテムを活用し、肌を露出しすぎないよう工夫しましょう。
天気予報を事前に確認する
登山前には天気予報を確認し、季節や地域ごとの気温差を考慮した準備が不可欠です。
標高が高い場所では、晴天でも朝晩は冬のような冷え込みになることがあるため、防寒対策を万全にしましょう。
山の天気は変わりやすく、平地に比べて気温が低くなる傾向があります。そのため、晴れていてもレインウェアは必ず用意しておきたい装備です。
雨による体温の低下を防ぎ、風や寒さへの対策にもなるとされています。最近は軽量で動きやすいタイプも多く、無理なく持ち歩けるでしょう。
そのほかにも、撥水加工の上着などを持って行くとよいかもしれません。
【季節別】キャンプの服装の選び方
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キャンプでは、季節ごとに最適な服装が異なります。
春は寒暖差対策、夏は暑さと紫外線対策、秋は冷え込みへの備え、冬は徹底した防寒が重要です。
ここでは、季節ごとに服装選びのポイントをまとめました。
春キャンプの服装
春のキャンプは、日中過ごしやすい気温でも、朝晩は急激に冷え込むことがあるため、重ね着が基本になるでしょう。
薄手の長袖Tシャツにパーカーを重ね、必要に応じて脱ぎ着できるスタイルをおすすめします。
また、春は夏に比べて虫の数は少ないですが、徐々に増え始める季節です。肌を露出しないロングパンツを選ぶことで、虫刺され対策にもなります。
夏キャンプの服装
夏のキャンプでも、長袖やロングパンツは欠かせません。日中は強い紫外線から肌を守り、夜は気温が下がるため体温調節に役立つとされています。
特に標高の高い場所では紫外線が強く、冷え込みも厳しくなるため、紫外線保護指数であるUPF値の高い服や羽織れる防寒着を準備しましょう。
また、紫外線対策や体温調節のメリットがある以外にも、肌の露出を控えることで、虫刺されやケガの防止にもつながるとされています。
最近では、生地に虫よけ加工を施した服も販売されているのだとか。こうした服を着用すれば、さらに安心してキャンプを楽しめるでしょう。
また、暑さ対策も重要です。汗をかいてもすぐに乾き、快適さを保てるように、吸湿速乾性の高いTシャツを着用するのもおすすめです。
秋キャンプの服装
秋のキャンプは天候が崩れやすいほか、日中と夜間の気温差が大きいため、急な雨と思わぬ冷え込みに備える必要があります。
急な雨への対策として、雨具はもちろん、防水シューズやレインコートなどを持っていくとよいでしょう。
寒暖差への対策は、重ね着がしやすいアイテムを選ぶと温度調節が簡単にできるためおすすめです。インナーダウンやフリースを持参し、暖かさを確保しましょう。
風を通しにくい素材のアウターも用意しておくと安心です。朝晩は手袋やニット帽を着用すると、冷えを防ぐことができるでしょう。
また、暖を取るために『焚き火』を予定している場合は、火の粉が飛ぶおそれがあるため、燃えにくい難燃(なんねん)性の素材の服がおすすめです。
火を取り扱う際の服装については、後ほど詳しく解説します。
冬キャンプの服装
冬キャンプは、徹底した防寒対策が求められるため、防風性、防水性の高いジャケットやパンツが不可欠でしょう。
厚手のダウンジャケットやフリース、ヒートテックのインナーをしっかり着込み、体温を逃さない工夫が必要です。
足元は防水、防寒ブーツを選び、冷えやすい手先や首元は手袋やネックウォーマーでしっかり保護しましょう。
暖かい靴下や保温性の高いインナーで、足元から身体を温めることも大切です。ニット帽をかぶったり、ネックウォーマーを巻いたりするなどし、頭や首回りもしっかりと暖めましょう。
【シーン別】キャンプの服装の選び方
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キャンプでは、行き先によっても適切な服装は変わります。
ここでは、山キャンプと海、川キャンプに分けて、服装選びのポイントをまとめました。
山キャンプの場合
山でのキャンプでは、気温の変化や天候の急変に備えて、防寒、防虫、雨対策が欠かせません。
長袖とロングパンツを着用すれば、肌の露出を抑えられ、虫刺されやケガの予防にもつながります。
また、斜面の多い山中では足元が滑りやすくなるため、防水性とグリップ力に優れた登山用シューズを選ぶことが重要です。
なお、新品の登山靴は靴ずれを起こしやすいため、事前に慣らしておくことが推奨されています。自宅や近所で2〜3時間ほど歩き、坂道や階段の上り下りを含めた動きを試すと実際の使用感がつかめるでしょう。
もしもの時に備え、靴ずれ対策として絆創膏などを携帯しておくと安心です。
海や川キャンプの場合
海や川など水辺のキャンプでは、濡れることを前提に服装を選びましょう。水陸両用のウェアや、速乾性、撥水性の高い素材の衣服などがおすすめです。
水に入るなら、ハーフパンツなどそのまま入れる服装がよいでしょう。ただし、虫が多い時期や場所では、長袖、長ズボンの着用が望ましいです。
速乾性の高い素材を着用すれば、長袖、長ズボンでも快適に過ごすことができます。
一方で、水辺のキャンプでは、綿100%の服を選ぶことは避けたほうがよいでしょう。綿は濡れると乾きにくく、身体を冷やす原因になるといわれています。
また、滑りやすい岩場でも安心して歩けるウォーターシューズは必須です。水遊びをするなら、ラッシュガードを着用しておくと体温低下の防止や紫外線対策にもなります。
さらに、強い日差しや潮風にも注意が必要です。帽子や長袖を活用して、日焼けや身体の冷えを防ぎましょう。
キャンプ用の服装を選ぶ際の注意点
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キャンプでは服装選びを誤ると、不快な体験や思わぬトラブルにつながることがあります。事前に失敗しやすい服装例を知り、正しい準備を心がけることで、安全かつ快適に過ごせるでしょう。
例えば、ビーチサンダルのような不安定な履物は、ケガや虫刺されのリスクを高めるとされています。
また、繰り返しにはなりますが、暑い時期でも露出の多い服装は避けるのが無難です。日焼けや虫による被害を防ぐためにも、長袖、長ズボンを基本としましょう。
さらに、焚き火やバーベキューを行う際は火の粉への注意が必要です。
ナイロンやポリエステルなどの合成繊維は燃えやすく、溶ける危険性があるため避けるのが賢明でしょう。代わりに、燃えにくいウールやコットン、または難燃性素材の衣服を選ぶと安心です。
寝泊まりする場合の服装
宿泊を伴うキャンプでは、寝る時の服装にも注意しましょう。昼間の服と寝間着は分け、リラックスできる清潔な衣類を着用することが理想です。
春や秋は、時間帯によって気温の変化が見られるため、状況に応じて重ね着できる服装がよいとされています。保温性のあるインナーに、フリースやダウンベストなど羽織ものを持っていきましょう。
気温が高い夏は、半袖のTシャツやハーフパンツを選ぶ人もいるかもしれませんが、場所によっては朝晩に気温が下がる場合もあります。あわせて虫刺され対策として、薄手の長袖、長ズボンを準備していきましょう。
接触冷感素材や速乾性のあるアイテムを選ぶと、快適に過ごせるかもしれません。
冬は厚着をしがちですが、冬用の寝袋を使う場合には熱がこもりやすくなり寝付きにくくなります。そのため、薄手の吸湿発熱素材などを使用した服装がおすすめです。
寝袋が薄い場合や冷え込む場合などは、フリースやセーターを重ね着するとよいでしょう。
足元や顔周りの冷え予防として、厚手の靴下やレッグウォーマー、耳当て、ニット帽などを持っていくのも忘れずに。
寝袋は『使用温度目安』を参考に、季節や気温に合ったものを選びましょう。季節に合った寝袋を使用することが、快適に過ごすポイントです。
シチュエーションに適した服装でキャンプを楽しもう
キャンプの服装は、季節や天候、シーンごとに適切に選ぶことが快適さのカギになります。
特に重要なのは、重ね着を意識し、吸湿速乾、防水、防寒といった機能性を持つアイテムを選ぶことです。
シーンに応じたシューズを選ぶことも、安全で快適なキャンプには欠かせません。
機能性を確保しながらおしゃれを楽しむキャンプ服装で、最高のアウトドア体験をしてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]