HKT48指原莉乃、震災でSNS投稿しなかった理由 今までは「大丈夫ですか」とか書いていたんですけど
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- 出典
- ワイドナショー
HKT48の指原莉乃さんが、2018年6月26日放送のバラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。
6月18日朝に発生した大阪府北部を震源とする地震が起きた際、SNSでコメントをしなかったことについて触れています。
過去に大きな地震が起きた際、被災地を気遣ったコメントを出していた指原さんが、今回SNSで反応をしなかったのには理由があったようです。
指原莉乃がコメントを出さなかった理由
番組内で、今回の地震について何も発信しなかったことについて聞かれると、指原さんは「今回は(発信)しなかったですね。いままでは『大丈夫ですか?』とかそういうことも書いたりしてたんですけども…」と、返答。
理由について、このように話しています。
本当は、被災地の人々を思い、何か必要な情報を発信したいと考えていた指原さん。
しかし、被災地の人のためになる情報を持っているわけでもありませんでした。
自分が何か発言しても混乱を招いてしまうと考え、コメントを控えたそうです。
実際、著名人がSNSで地震とは無関係のツイートをしたことで、世間から不謹慎と批判されてしまう『不謹慎狩り』も発生してしまいました。
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指原莉乃など、芸能人がもつ影響力は必ずプラスに働くわけではない
また、この日の番組では今回の地震直後にデマの投稿が相次いだことが紹介されました。
「シマウマが脱走した」「大阪の京セラドームに亀裂」「京阪電車が脱線」など、被災地の人々が戸惑うような悪質なものばかりです。
熊本地震の際も、「ライオンが脱走した」というウソ情報を拡散した人が、動物園の業務を妨害したとして逮捕されました。
緊急事態に情報を得るにあたって便利なツールであるSNSですが、使われかた次第で真実が分からなくなり、混乱を誘発することもあります。
レギュラー出演者のダウンタウン・松本人志さんも「『松本さん、リツイートお願いします』みたいなのが来るんですよ。でもこの情報が本当なのか分からないからリツイートも控えてるんですよね」と、困惑していました。
確かにTwitterのフォロワー数が国内2位の松本さんが投稿すれば、その内容は一気に拡散されます。もし、それが仮にデマだった時には大きな混乱を起こしてしまうことになります。
指原莉乃の考えに、世間の反応は
・指原さんの考えかたも正しいと思う。ただ、被災地を気遣うコメントを出す人も当然悪いわけではない。
・影響力がある人は、それなりの投稿を求められてしまうから大変だよね。
・みんな似たような内容を芸能人が発信しても、情報過多になってしまう可能性もあるからね。
・デマを流す人は許せないけど、それを芸能人が信じて拡散してしまったら、怖いね。
・不謹慎狩りとかもあるけど、よほどの悪い内容じゃなければ、芸能人は自分の考えでどんどん発信していっていいと思う。
大災害が起きた際、それと無関係の投稿をした著名人が叩かれてしまう背景を受けて、「著名人は災害が起こるたびに被災地を気遣うコメントを出さないといけないのか」という疑問の声も上がっています。
指原さんのような考える人もいるため、「コメントを出さない=災害のことを考えていない」とは結び付けられません。
災害に関する投稿をしていないからといって頭ごなしに叩く行為は、やはり誤った考えなのでしょう。
[文・構成/grape編集部]