サッカーをしてくれ、頼む 明石家さんま、サッカー日本代表の『ボール回し』について思いを吐露
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「こういう人になりたい」 横でアナウンサーが倒れ、谷原章介がとった行動に称賛の声生放送中に小室アナウンサーが体調不良で突然倒れると、谷原章介さんが咄嗟に受け止めました。その行動に称賛の声が上がっています。
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明石家さんまさんが、2018年6月30日に放送されたラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に出演。
6月28日に行われたワールドカップ・ロシア大会のグループリーグ最終戦である『日本vsポーランド戦』についてトークを展開しました。
日本代表は0-1でポーランド代表に敗れたものの、得失点差で並ぶセネガルに『フェアプレーポイント』の差で2位となり、決勝トーナメント進出を果たしました。
日本代表が決勝トーナメントに進出するのは、実に8年ぶりのこと。その結果を素直に喜びたいところですが、国内では試合の内容に賛否が分かれています。
日本代表はポーランド代表とは得点差で負けている状況にも関わらず、試合が終わるまでの約10分間、自陣後方でパス回しをし続けました。
大のサッカー好きであるさんまさんもこのプレーについて触れ、正直な感想を述べています。
明石家さんまが監督なら「ベスト16よりもサッカーを楽しめ」と指示する
さんまさんは、まず「俺は昨日の日本のサッカーは気に食わないっていうのがあるんでね」とコメント。負けている状況での時間稼ぎ戦術には、否定的な考えを持っていたようです。
続けて、「ベスト16に行ったことは大正解やから、西野監督は大正解のプレーをチョイスなされたんですけど」と、戦術としては大正解だったと認めつつも、「向かっていってほしかった」「負けてもええから行ってくれって」と、同点もしくは逆転を目指してプレーして欲しかったと力説しています。
そもそも、さんまさんは得失点差が同じとはいえ、イエローカードやレッドカードの数で決勝進出チームが決まるというルール自体に納得がいかない様子でした。
さらに、さんまさんは「俺が監督なら」と語ります。
ベスト16を目指すよりも、大舞台でも自分たちのサッカーを貫き、サッカーを楽しんでほしかったというのがさんまさんの意見。
もちろん、そうすると失点やイエローカードをもらうリスクなどがあります。しかしさんまさんは、サッカーを楽しんだうえで決勝トーナメント進出を逃してしまったのなら、仕方ないと考えていたようです。
また、さんまさんのほかにも、タレントの足立梨花さんがTwitterでこの試合のボール回しについて否定的な投稿をして、注目を集めていました。
明石家さんまは戦術自体を否定しているわけではない
とはいえ、この戦術については「問題ない」と見るサッカーファンも多く、代表選手たちの中からも「この采配でよかった」といったコメントがありました。
そういった背景や、「もし自分が監督だったら決勝トーナメントに行けなかったかもしれない」という想定を踏まえて、さんまさんはこう語りました。
さんまさんはスポーツが好きで、少年サッカーチームや高校野球の監督をするのが将来の夢なのだそうです。
だからこそ、自分が監督としては未熟だと痛感したようです。
とはいえ、日本代表監督となればチームを勝たせるのが最優先。西野朗監督も、批判を受けることを承知した上での戦術だったのでしょう。
明石家さんまの意見に、世間の反応
・見ていて、気持ちいいゲームではなかったのは確か。
・監督が指示を出して、選手たちがそれに納得してプレーしているのだから、別に問題ないのでは。
・戦術的にはありでしょ。ただ、セネガルが引き分けてたら、決勝トーナメント行けなかったわけだし、西野監督は勝負師だなと思った。
・いろいろな考えがあるのは当然。さんまさんもそれを理解してのコメントでしょう。
・グループリーグと決勝トーナメントの戦いかたが違うのは仕方ない。次の試合に期待。
日本代表DFの長友佑都選手は「はいつくばってでも上に行きたかった」と話しています。プレーしている選手たちも、決して気持ちがいいサッカーができたとは思っていないでしょう。
7月2日27時から行われる決勝トーナメント初戦のベルギー戦では、ポーランド戦のモヤモヤを吹き飛ばすような勝利に期待したいですね。
[文・構成/grape編集部]