真っ白になっちゃった ダイアモンド☆ユカイ、沢田研二の公演ドタキャンについて本音
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- 出典
- ビビット
2018年10月17日にさいたまスーパーアリーナでの公演が予定されていたものの、『動員に関する契約上の問題』によりコンサートを急きょ中止した歌手の沢田研二さん。
公演当日のリハーサルの段階で、本来座席がある場所に幕がかけられていたことから、空席が多いことに沢田さんは気付いたのだとか。
本来は9千人が動員できる会場で、この日は7千人が来場する予定だったといいます。
満員におよばない、つまり「客が少ない」ということから自身の意地として沢田さんは中止を決断。ファンへの謝罪コメントを出しました。
しかし、コンサートの中止が発表されたのは、開演のわずか30分前。現地のファンは困惑していたとのこと。
10月19日に放送された情報番組『ビビット』(TBS系)では、この公演を観覧する予定で、会場に足を運んでいたロック歌手のダイヤモンド☆ユカイさんがコメントしました。
沢田研二に「貴重な人だと思いますよ」ダイヤモンド☆ユカイが考える理由とは
小学生のころから、沢田さんの大ファンだというユカイさん。
公演が中止になったことについては「最初この話を聞いた時は、ロックンロールって思ったけどね」とコメントしています。
ユカイさんは当日、開演直前に会場入りしようと考えていたそうです。しかし、会場に着くと異変を感じたとのこと。
そして、公演中止を知らされて「(頭が)真っ白になっちゃった感じだよね。『ええっ!』みたいな」と当時の心境を語りました。
まったく予期していなかった出来事に対し『ロックンロール』という表現を使ったようです。
また、公演を中止にした沢田さんの判断について、以下のように語りました。
公演を開催する、アーティスト側の人間のユカイさんだからこその沢田さんを気遣ったコメント。
実際、沢田さんはコンサートを中止した理由について「客席がスカスカの状態でやるのは酷なこと。『ライブをやるならいっぱいにしてくれ、無理なら断ってくれ』といつもいってる。僕にも意地がある」と、正直に答えていました。
沢田さんは批判されることも覚悟の上で、自身のアーティストとしてのプライドを貫いたのです。
ユカイさんのほかにも、当日公演に来場予定だったファンから「一番つらいのは沢田さんだと思う」など、沢田さんを思いやる声も多数見られています。
沢田研二のコンサート中止について、世間の反応はさまざま
・公演中止は悲しかったけど、正直にその理由を語ってくれたことで安心した。
・それでも、観客が1人でもいれば演じるのがプロではないでしょうか。
・七千人集まっていたわけだし、チケット代は返金されても、遠方から来たファンの交通費が払い戻されるわけでもないんだから、やり抜くのが筋だったのでは。
・『X JAPAN』は無観客でもライブしたばっかりだし、そこと比較するとね…。
・沢田さんのファンが納得しているなら、外野がああだこうだいうことではない。
沢田さんは2004年にも、茨城県水戸市で開催予定の公演で集客が見込めず、開催直前に中止になってしまったことがありました。
今回の公演のドタキャンについても、世間全体では批判的な意見が大半を占めています。しかし、声を大きくして意見をいっていいのは、コンサートを楽しみに現地におもむいた沢田さんのファンだけではないでしょうか。
沢田さん自身は「ファンに申し訳なく思ってます。責任は僕にあります。これから取り戻せるようにできるだけしていきたい」と語っています。今後の活動で、ファンの信頼を取り戻してくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]